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2019.03.26

寝ても寝ても眠い春

寝ても寝ても眠い春

冬から春へと移り変わる時期、眠いな・・・と感じる事はありませんか?花粉が飛散する影響もあり、薬によって眠い方もいるかもしれません。ですが、薬の影響もなく、しっかりと睡眠が取れているにもかかわらず、ただただ眠いと感じるこの時期。冬の「寒くて布団またはベッドから出たくなくて、眠い」のとは何か違いませんか?

春は睡魔に襲われる!

3月は冬から春に向けて天候の変化が激しい時期で、身体がついていかず疲れやすく感じたり、不調と感じる事もあります。十分な睡眠をとっているにも関わらず、日中眠気が襲ってくる、それも急にガクンと落ちてしまうような睡魔に襲われる・・・。不眠症ならぬ、過眠症なの?と・・・とにかく眠くてたまらない、そんな春の眠気は自律神経のバランスによって起こります。

様々な要因が考えられますが、寒暖の差が激しい事で、身体がなかなか慣れず、ストレスとなり自律神経が乱れます。自律神経には交感神経(活動や覚醒)副交感神経(休息や鎮静)があります。この二つのバランスが悪くなる事で、十分な睡眠を取っているのに睡眠が足りない、疲れやすい、疲れがとれないといった不調を感じます。

自分ではストレスを感じていない方でも、身体がストレスを感じてるという事ですね。また、新生活を迎える方も多く、緊張からくるストレスも要因とも考えられます。ですので、眠いと感じるのは、決して怠け者という事ではありませんのでご安心ください。

睡眠のしくみ

そもそも眠気はどのようにして起こるのでしょう。脳内に睡眠物質(アデノシンなど)が蓄積されると身体は眠くなり、覚醒時間になると、頭がはっきりとして活動に入れます。人は徐々に蓄積される睡眠物質で脳内が一杯になると睡眠を取ります。毎日、規則正しく朝は7時に起き、夜は11時に寝るという生活をしていると、自然と朝7時に目が覚めます。これは体内時計による覚醒です。この睡眠物質と体内時計により、睡眠と覚醒が交互に起こります。

そして、睡眠中には、「脳の休息」「体の機能の回復」「情報処理能力の回復」があり、レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しています。レム睡眠時には、脳の情報を処理修復して記憶を固定しています。ノンレム睡眠は脳の休息で、身体の成長、修復、免疫力を高める作用をしています。赤ちゃんや子供は、ノンレム睡眠が長く多いので、質の高い睡眠がとれています。

睡眠は必要不可欠

「睡眠は、なぜ必要なのか?」これは、未だに解明されていないそうです。人の身体は、睡眠によって疲労を回復し、脳(記憶)を整理します。寝ている間も脳は記憶の整理をし、修復し動いています。これまでの哺乳類の進化の中で、睡眠は無くなりませんでした。寝ている時が一番安全ではないのに、退化する事なく、睡眠を取って生き抜いてきたのです。

一日のうちの約1/3を費やす睡眠は、生き抜くために必要不可欠なのです。人はその人に適した睡眠時間が減る事で、体調が徐々に悪くなります。また、免疫力が低下し、病気になりやすくなります。悪影響がでるのは身体のみではなく、精神面もです。マウスの断睡眠の実験では2週間程でなんらかの病原菌に侵されて亡くなったそうです。

寝ないで頑張る事が美徳となっている日本、世界でも睡眠時間が少ない事で知られています。ですが、実際は睡眠不足だと作業効率が下がると言われています。きちんと睡眠を取ることで仕事の効率は格段にあがるそうですので、睡眠を削ってまでやらなければならない事がある時でも、集中力が途切れてしまった時は少しでも良いので休みましょう。勉強もそうです、頭に入れた知識や情報を整理する為にも睡眠は必要不可欠という事ですね。

日本人の睡眠時間

皆さんは何時間の睡眠を取っていますか?

7時間~8時間の睡眠がベストとよく言われますが、これは個人差があります。5~6時間の睡眠で十分な人、8時間~9時間は寝ないと日中眠くなるという人。週末に寝だめする人もいるでしょう。また年齢によってもかわりますね。若い頃は、寝ないで遊んでいたり、徹夜で仕事をしたりした次の日に12時間以上一度も目を覚ませずに寝ていたなんてこともあったと思います。ですので、成人した人の平均は7時間~8時間がベストという目安と考えましょう。人によって違うので「7時間寝なくては!」と思う必要はなく、自分にとって、ベストな睡眠時間はどのくらいなのか知っておくと良いですね。

寝不足を自覚している方は、なんとか時間を作り十分な睡眠をとりましょう。また、十分に寝たはずなのにと感じている方は、睡眠の質が悪いと考えられます。では、良い睡眠を取るにはどうしたら良いのでしょう?

質の良い睡眠

夢も見ずに気が付いたら朝だった・・・、なんて質の良い睡眠が取れれば、朝もスッキリ気持ちの良い寝起きが出来ると、一日が気持ちよく始められますね。では、質の良い睡眠を取るにはどうずれば良いのでしょう。

まず、みなさんもご存じのように、スマホをはじめ、パソコン、タブレット、テレビなどが、快眠を妨げています。目に強い光をあてると、脳が寝る準備を始めていても、明るい事で覚醒してしまいます。寝る1時間位前には、スマホなどの強い明りをみないようにしましょう。そして、就寝時には部屋の明かりを薄暗くしてのんびりと過ごすと寝入りが良くなります。

湯船に浸かって身体全体を温めリラックスしてみましょう。寝る時間の2時間前くらいまでに入浴を済ませておくと、体温がゆっくりと下がり睡眠へと導きます。

こちらのコラムも合わせてご覧下さい。⇒春の体調管理

お風呂に入る時間がとれず、睡眠を優先したい方は、目を温めることで目の疲れも取れ寝入りが良くなります。

詳しくはこちらのコラムをご覧ください。⇒目の疲れ、鼻詰まりには温める!「蒸美人フェイスマスク」こんな使い方もあります!

まとめ

なんとなく、心も体も不安定な感じがしてしまう季節の変わり目。新しい生活が始まる方も、変わりはないけどストレスを感じている方も、時間が許す限りで構わないので、良質な睡眠を取れるよう時間を作ってみましょう。良質な睡眠を取る事によって、十分な休息がとれ、心に余裕ができ、物事がスムーズに進むかもしれません。新しい事が始まるこの春、体調を万全にスタートしてみましょう!

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