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寒い季節がやってきます〜「冷え」と上手に付き合うために〜

朝晩の冷え込みが増し、寒暖差の激しい季節になりました。毎朝「今日は何を着ればちょうどいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
冷え性の方にとって、夏の冷房から解放されたのは束の間、今度は気温差による疲れや不調を感じやすくなる時期でもあります。なんとなく体がだるい、手足が冷えるのに汗をかく、寝ても疲れが取れない……そんな症状に心当たりはありませんか?
それはもしかすると、自覚しにくい「冷え」が原因かもしれません。今回は、多くの方が抱えながらも見過ごしがちな「冷え」について、分かりやすく解説します。
「冷え性」と「冷え症」
「冷えしょう」は、「冷え性」「冷え症」と漢字がそれぞれ違うことにお気付きでしょうか?それぞれ意味が違いますので、ここで紹介します。
・「冷え性」は、西洋医学では、体質として捉えます。体がゾクゾクと寒い、手足が冷えるなどと感じても、検査などで異常が見られない場合です。つまり病気ではないけれど、冷えを感じるのは体質としています。
・「冷え症」は、漢方医学では治療が必要な病と捉えます。冷えは様々な病気を引き起こしたり、持病を悪化させたりします。その為、冷えは未病、病気が起る前触れの症状として、治療すべき対象と考えられています。
西洋医学では、検査によって具体的な病気を見つけ、病気の部分に効く治療薬を処方し、そのポイントのみの症状を抑えるという治療が主になります。
漢方は、本来体が持っている働きを良くすることで、体をを整えます。冷えには、動脈硬化、心不全、甲状腺機能低下、糖尿病、関節リュウマチ、婦人科疾患、うつ病など、病気が隠れていることもあります。
冷え症にお悩みの方は、東洋医学に精通した漢方医に相談しながら治療するのが良いでしょう。
冷えの原因
「冷え」とは、他の人が寒さを感じない室内でも寒さを自覚症状として感じてしまう事です。
冷えの原因は主に、遺伝、生活習慣の乱れ、胃腸虚弱、自律神経の乱れ、筋力の低下、脂肪の増加などが考えられます。中でも自律神経の乱れは、ストレスやホルモンバランスの乱れなどから、体温調整をしている自律神経が影響を受けて、血液の循環が悪くなり冷え性になりやすいのです。たとえば、むくみ、生理痛、頭が重いなどの身体症状だけでなく、やる気がしないなどの精神面など心身両方への悪影響がもたらされます。
自律神経の乱れは、体にいろいろな変化をもたらしますが、体温調節もその一つです。交感神経と副交感神経からなる自立神経は、熱の調節をおこなっています。発汗や毛穴の開閉、エネルギーの代謝、筋肉のふるえなどによって寒いときには熱を産生し、暑いときには熱を放出しています。この自立神経が乱れると、体温調節がうまくいかなくなり、冷えの症状が起ります。
冷えは、無自覚な人も多いようです。冷えは女性に多いと思われているのと、手足(末端)が冷たい事を冷えと認識していたりと・・・。実は男性も「冷え」を抱えている方が増えてきています。女性より筋肉量の多い男性は冷えにくいとされていますが、近年では筋肉量が減り、ストレスや暴飲暴食などの影響を受けている男性が多くいるのも原因の一つではないでしょうか。
主な症状タイプ
冷えにはいろいろなタイプの人がいます。大きく、四肢末端型冷え症、内臓型冷え症、全身型冷え症、下半身型冷え症に分かれます。混合の場合もあるようです。
① 四肢末端型冷え症
手足が冷える、最も自覚しやすいタイプ。
② 内臓型冷え症
体表は温かくても内臓が冷えている状態で、自覚しずらい症状です。
お腹の張り、便秘、下痢、ガスが溜まりやすいなどの症状が見られます。
③ 全身型冷え症
体全体が冷え、常に寒気を感じる状態。
脳が設定する体温の基準温度自体が下がっていると、冷えを感じない事もある。
基礎代謝の低下や慢性的な疲労が関係しています。
④ 下半身型冷え症
男女中高年に多く、足腰が冷えるタイプ。
姿勢や生活習慣、血流低下が主な原因です。
坐骨神経通、脊柱管狭窄症など腰部の整形疾患や閉塞性動脈硬化症の場合があるので、要注意です。
タイプ別対策
では、それぞれのタイプの冷えの対策についてです。
四肢末端型冷え症 適切な食事量と運動をして基礎代謝を増やす必要があります。足指のストレッチを行い、無理なダイエットはやめましょう。
内蔵型冷え症 腹部を温め、血流改善させ、外側の熱を中心部に移動させる効果のある漢方薬をおススメします。漢方治療も効果的です。
全身型冷え症 全身型では、代謝を上げたり温めたりする治療が基本です。また、基礎代謝を上げる為の運動と十分な休養を。
下半身型冷え症 ウォーキングがとても効果的です。大股でしっかりと足を出して、臀部の筋肉を使う事で筋力がつき、筋肉内の循環が良くなります。姿勢改善も大切です。
冷え改善に役立つバスローブのご紹介
寒くなると恋しくなる温かいお風呂。
シャワーだけで済ませず、湯船に浸かることで血行が促進され、体の芯から温まります。
そこでおすすめしたいのが、入浴後のバスローブ習慣です。
入浴後すぐにパジャマを着ると、残った水分で体が冷え、風邪の原因になることも。バスローブなら、火照りが落ち着くまでの間、余分な水分を吸収しながら体温を適切に保ってくれます。
髪を乾かしたり、スキンケアをしたり、リラックスタイムにも最適。
入浴後1〜2時間後に就寝すると、より質の良い睡眠につながります。

バスローブの使い方
入浴後にそのまま羽織って水分を拭きとるバスタオルの代わりにする使い方もありますが、別のタオルで軽く体を拭き、火照りが取れるまでの間、しばらくはバスローブ着るという方法もあります。バスローブが火照りが鎮まるまでの水分を吸収してくれます。
その間は温かい部屋でくつろぎながら髪を乾かしたり、顔や体のお手入れをします。
その後、パジャマに着替えて就寝すると良いでしょう。更に入浴を就寝の1~2時間前にすると、質の良い睡眠が得られます。
マッサージをしたり、リラックスの時間も得られるので、ぜひお試し下さい。

まとめ
冷えは単なる体質と思われがちですが、体からの重要なサインでもあります。
むやみに温めるだけでなく、自分の冷えのタイプを知り、正しい対策を行うことが大切です。
年齢とともに現れる冷えの裏には、思わぬ病気が潜んでいることもあります。
「いつものこと」と放置せず、体の声に耳を傾けましょう。
※本記事は2026年1月29日に内容を最新情報に更新(編集・追記)しました。
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