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お手入れ
2019.08.28

お手入れについて(バスローブの洗い方)

お手入れについて(バスローブの洗い方)

当店の商品のお洗濯は、洗濯ネットに入れて洗う事をお願いしています。バスローブは、バスタオルと同じような洗い方と考えて頂ければ良いのですが、当店のLサイズやXLは、バスタオルよりも容積がおおきくなりますので、ちょっと大変かもしれませんし、洗濯用ネットの使い方について疑問の多い方もいらっしゃるかと思います。また、失敗談もちらほらと聞こえてきましたので、今回はバスローブを洗濯する際の洗濯ネットの使用方法と洗剤について書いてみようと思います。

洗濯機の種類、メーカーなど、ご使用されている物によって変わってきますので、参考としての洗濯ネットを使用しての洗濯方法をざっとご説明したいと思います。

洗濯ネット

洗濯ネットは、主に

・衣類の型崩れを防ぎ、生地を守る。

・衣類にゴミが付く事を防ぐ。

・洗濯漕のなかで、他の衣類と絡まって繊細な衣類がさけてしまったりする事を防ぐ。

・色落ち、色移りを防ぐ。

上記のような役割があります。

当店では、バスローブを洗濯する際に洗濯ネットにいれる事をお願いしています。パイル地は、他の生地よりも引張りに弱く、細かいループ状になっていてほつれやすいです。ですので、他の衣類と絡まって、裂けたり、ほつれたりする事を防ぐ為に洗濯ネットに入れて洗濯をお願いしています。また、使い始めは多少の毛羽が落ちますので、毛羽が他の衣類についてしまう事を防ぐ事も出来ます。

洗濯ネットの大きさは、当店のやすらぎバスローブLサイズをいれた上右写真は、約56×62CMと大き目のサイズに入れました。大きすぎたり小さすぎるネットに入れると、洗浄が上手く出来ない事もありますので、バスローブの大きさに合ったネットを選びましょう。また、洗濯ネットにバスローブを入れる時は畳んで入れましょう。

洗濯ネットは、目が粗いのタイプと、目の細かいタイプがあります。目が粗めのタイプは、洗剤が混ざった水が浸透しやすく、汚れが気になる物を洗濯するときに向いています。目が細かいタイプは、「引っかけやすい物を守る」、「毛羽が落ちない、付かないようにしたい」時に向いています。

当店のスタッフは、最初は毛羽が体につくのが気になるので、目の粗い洗濯ネットに入れて単独で洗濯をします。たっぷりの水でゆったりと回せば、毛羽は洗濯機の中のクズ取りネットに溜まりますし、余分な毛羽が落ち体につく事は無くなります。2回~3回すると、毛羽落ちも落ち着きますので、その後は目の細かいネットに入れて他の衣類と一緒に洗濯しています。毎回、分け洗いをするのは手間ですし、水道や電気代が気になりますね。最初の数回のみで、落ち着くと思いますので、ぜひやってみて下さい。※柔軟剤は入れないで洗剤のみ適量をお使い頂く事をおススメします。

今治産のタオルは、毛羽落ちが少ない方ですが(詳しくはこちらから⇒今治タオルの買い付けについ)、どうしてもタオルの性質上仕方がないのです。タオルは綿織物で、小さな綿繊維を束ねて糸を作ています。そこから小さく短い繊維が落ちてしまいますが、これは織物ですので、完全に防ぐのは難しいのです。また、織り方の仕組みによってもっと落ちやすい物などがあります。ですが、柔らかさが長く保てて吸水力がある今治タオルの良さは、一度使い始めると手放せなくなると思います。お手入れをきちんとすれば、良い肌触りのまま長くお使い頂けます。

洗剤の種類と量

洗剤は、粉と液体と、ジェルボール等ありますが、どんなものをお使いですか?近年、洗剤の進化は素晴らしく、昔のように重くてかさばる物は無くなり、ジェルボウルや、スプレー泡タイプなど使い易さを重視した製品も進化しているように思います。どれも少しの量で汚れが落ちるだけでなく、衣類のニオイを取る物、防ぐものなど、効果が期待できる製品ばかりです。

洗剤の進化と共に利用者の選択肢が広がり、何を使えば良いのか悩みますね。また、洗濯機によっては向いていない洗剤があったりするので注意が必要です。お使いの洗濯機に適しているか?汚れの度合いに適しているか?注意点はあると思います。ただ、どの洗濯機でどの洗剤を使用しても、洗剤の量は多すぎても少なすぎてもだめなようです。縦型洗濯機は、水の量に対して洗剤の量を判断します。衣類を洗濯機に入れて、コースを設定すると、水量が表記されます。あとは、洗剤の表記通り従って入れましょう。ドラム式は衣類の量で洗剤の量が表記されます。

洗剤の量が多いとすすぎきれていなかったり、少ないと十分によごれが落ちていなかったりするので気を付けましょう。

上の写真は、

・洗剤の量が多く水に溶けず

・使用したネットが小さすぎ

結果→バスローブ全体に溶けていない粉洗剤が付き、すすぎ切れずに、白くなってしまった例です。

パイルの隙間に粉洗剤が残ってしまい、バスローブが白っぽくなってしまいました。

そして、右写真は新品のバスローブを同じく粉洗剤で洗濯した物です。適量の水と洗剤、程よい大きさのネットに入れて洗濯した結果、色落ちもほとんどなく風合いも柔らかく洗濯出来ました。

左の写真のように、ここまで洗剤が残ってしまうような事はなかなかないと思いますが、ついうっかり多く洗剤を入れてしまった・・・適当な大きさのネットがなかった・・・なんてこともあると思います。ただ、このようになってしまっても、再度洗濯して、白く残ってしまった洗剤をすすげば、問題なく着用出来ますのでご安心下さい。特に、粉石けんは水に溶けにくい場合があるので、お湯で溶かしてから投入口に入れましょう。

着用前の洗濯の際には、洗剤を適量入れるのみで柔軟剤は入れないで洗濯しましょう。基本的に柔軟剤は、10回に1回程度の使用で十分です。柔軟剤はタオルを柔らかくしますが、綿と組織の摩擦力と抵抗力も大きく落としてしまい、毛羽落ちを誘発します。また、パイル抜けへの抵抗力も落ちてしまいます。一度細かな繊維を落としたのに、柔軟剤を過度に使ったことでより長い繊維まで抜けてくるようになってしまいます。また、吸水性が低下します。

まとめ

洗濯は洗濯機がやってくれて、とても便利で手間も省けます。正しく使えば汚れを綺麗に落とし、衣類を長持ちさせることが出来ます。

洗濯の方法、干し方などをちょっと気に掛けるだけで、タオル製品の肌触りの良さと吸水性は長持ちしますので、ぜひやってみて下さい。

合わせて⇓⇓⇓こちらのコラムもご覧下さい。

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