【 Made in Japan 】バスローブとフェイスマスクの専門店

  1. home
  2. コラム
  3. 今治タオルの買い付けについて
コラム
Column
商品について
2017.11.15

今治タオルの買い付けについて

今治タオルの買い付けについて

今治タオルの品質の良さはみなさんもご存じの事と思います。ですが、なぜ人と環境に優しく、品質の高い物作りが出来るのか?これは、独自の厳しい基準を授けたことによります。今治市には沢山のタオルメーカーがあり、沢山のタオルが作られています。今治市の中で作られたタオルでも、「今治タオルブランド」認定商品とはなりません。今治タオル独自の基準をクリアした物でないと、「今治タオル」ではないそうです。そこで、当店では、生地(タオル生地)を買い付ける際に、「今治産タオル」生地の検査を合格した生地を購入し、バスローブ等の製品にしています。

今治タオルのブランド基準が出来るまで

今治タオルの歴史は古く、1894年に実業家の阿部平助氏が改造織り機4台を用いてタオルの製造を始めたのが最初とされています。元々、今治は江戸時代から綿織物業が盛んだったことや、瀬戸内海の流通の要所となる場所だったことから、すぐにタオルは造船とともに今治の主要産業に成長しました。その後、泉州(大阪)、三重とともに日本有数のタオル産地として長らく発展を続けてきましたが、1990年代初頭のバブル景気崩壊をきっかけに国内のタオル産業は衰退していきました。中国等の安いタオルの輸入による影響により、日本のタオル産業のみならず、繊維産業全体がダメージを受けました。

そこで、今治市の地元の人々は経済産業省に対して中国産のタオル製品に対する繊維セーフガード発動を要請しましたが、調査を2004年に打ち切られてしまいまい認可はおりませんでした。また、タオル専門店を東京銀座にオープンするも、上手くいかず、2006年に中小企業庁が手掛ける「JAPANブランド育成支援事業」に今治タオルが採択されたのをきっかけにブランディングを始めます。そこで、ブランドのロゴを始め、今治タオルブランドの基準を定め、タオルソムリエ資格認定制度の導入しました。

今治産タオル基準とは

代表的な基準は、「5秒ルール」です。「タオル片を水に浮かべて5秒以内に沈み始めるか」で、吸水性の良さが分かります。

基準は下記のように定められています。

耐光性4級以上
洗濯【変退色】 4級以上 【汚染】 4級以上
【変退色】 4級以上 【汚染】 3~4級以上
摩擦【乾燥】 4級以上 【湿潤】2~3級以上(濃色及びプリントは0.5級下げる)
吸水性5秒以内(「未洗濯」と「3回洗濯」の2回の検査)
脱毛率パイル0.2%
破裂強さ392.3 KPa 以上
引張強さ縦 174N 以上  横 196N 以上
パイル保持性【BK・KT】 2.45cN/パイル以上 【FT/WT】 2.16/パイル以上
ホルムアルデヒト吸光度差 0.03以下

※他、詳しい検査機械や方法等は、こちらを参照下さい。
今治の品質基準タオルブランド認定商品

品質基準の報告書

当店の定番商品やすらぎシリーズ(楠橋紋織㈱シープ加工)検査基準の報告書です。※この画像をクリックすると、新しい検査表がご覧になれます。

タオル生地を買い付けている為に、検査は生地として行っています。商品それぞれにブランドマークは付きませんが、今治タオルのブランド基準を合格した生地です。

※追記2024.3月 こちらの検査表の新しいものは、生地へのこだわりをご確認下さい。

お客様に安心安全な商品を

当店では、made in Japanの商品として、安心安全な商品を製作し販売しております。主にオンラインでの販売になりますので、より安心してご購入頂く為に、このような検査結果を公開致しました。

体に優しい安心安全な商品にて、皆さまの日常を少し豊かにするお手伝いが出来ればと思っております。贈答品にもおススメの商品ですので、お世話になった方へのお歳暮や、クリスマスのプレゼントにも最適です。

商品に関するご質問や気になることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
☎ 03-3624-7938 (平日10:00-18:00) ✉ shopmaster@slouch.jp

お問い合わせフォーム

SHARE

  • X
  • facebook
  • LINE
あわせて読みたい記事一覧
商品を探す