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神と人と自然の島 バリ島 Nadis Herbal「ジャムウ」クラス

夏も終わりに近づいてきました。2018年の夏は異常気象による災害も多く、被災された方や体調を崩された方も多かったのではないでしょうか。特にどこか具合が悪いわけではないのに、「疲れやすい」「体がだるい」「外出するのがおっくうになる」など、いつもとは違う疲れを感じることはありませんか?気温差が激しい時期や、病気というほどではない体調の変化を感じたとき、人は栄養をとったり、心身をリラックスさせたりすることを求めるものなのかもしれません。そこで今回は、「リラックスしながら、体に良いことをしてみたい!」と思い、バリ島で「ジャムウ」のクラスに参加してきました。
今回は、その体験をご紹介します。
「ジャムウ」とは
インドネシアでは、古くから「ジャムウ」と呼ばれる伝承療法が盛んに行われてきました。
日本でいう漢方(鍼灸を含む)のようなものと考えると、イメージしやすいかもしれません。
日本でも漢方は身近な存在ですが、伝統医学は、人間が本来持っている治癒力を高めることで、健康へ導いていくことを特徴としています。
ジャムウも、もともと人間が持っている免疫力を高め、身体のバランスを整えることを目的としています。
ジャムウについては、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
神と人と自然の島 バリ島 UTAMA SPICE エッセンシャルオイル
ナディス・ハーバル (Nadis Herbal)


「ジャムウ」のクラスを体験できるのが、ウブド王宮から徒歩5分ほどの場所にある「Nadis Herbal(ナディス・ハーバル)」です。
Nadis Herbalは、バリ島のウブドという街にあります。
テンパサール空港からウブドまでは、車で2時間ほど。渋滞がひどく、移動時間が読みにくいことも多いため、カーチャーターを利用するのがおすすめです。
※クラスの申し込みはこちらのオンラインから出来ていました。Instagramのリンクを貼っておきますのでご確認ください。Nadis Herbal
2018年8月現在、料金は2時間で300,000ルピアでした。
こちらのクラスは、日本語を話せる先生がいます。予約時に確認してみてください。
また、日本語での申し込みを希望する場合は、現地旅行会社のDream Asia Pacific のHP「お問い合わせフォーム」からNadis Herbalのジャムウ体験日本語クラス希望と記入して申し込む事も出来ます。
Nadis Herbalは、以前「UTAMA SPICE」で働いていた方が立ち上げたお店です。
地元のオーガニックファームと提携しているほか、自社でも2ヘクタールのオーガニックハーブガーデンを所有し、25種類以上のハーブを育てています。
農園の見学ツアーもあります。
オーガニックハーブから作られる商品は、エッセンシャルオイル、蚊よけスプレー、石鹸、シャンプーなどのヘアケア用品、マッサージオイル、フェイスケアなどのオーガニックコスメ、そしてジャムウドリンクまでさまざま。
お土産を探すために立ち寄るのにもおすすめのお店です。
「Jamu class」

クラスでは、基本的にインドネシア語と英語で説明が行われます。
日本語を話せる先生もいるので、予約の際に確認してみてください。
英語と日本語のテキストも用意されています。
材料の名前や学名、効能などが日本語と英語で書かれているので、帰国してからも作ることができます。
さらに、日本で手に入る材料を使った代用方法も教えてもらえるため、普段の生活にもジャムウを取り入れやすいのが魅力です。
サプリメントを飲んだり、毎朝野菜ジュースを作ったりするのと同じように、「不足しているものを補う」という感覚で考えると分かりやすいかもしれません。
バリ島では、毎日の食事や飲み物、コスメ、栄養ドリンクなど、さまざまなところにジャムウが取り入れられており、人々の生活に密着しています。
日本でいう「おばあちゃんの知恵袋」のような存在なのかもしれません。
クラスでは、テキストを見ながら教えてもらったことをメモしていきます。
例えば、ジャムウ(バリニーズハーブドリンク)には、ウコン、ショウガ、タマリンド、ナツメヤシの砂糖を使います。
日本で手に入る材料を使う場合は、ウコン、ショウガ、レモン、砂糖などで代用できます。
※妊娠中など、使用を避けたほうがよいものもあります。使用する際は、必ず先生に確認しましょう。

クラスでは、材料を刻んだり、すりつぶしたり、煮たり、ミキサーにかけたりします。
まるで料理をしているような感覚です。
先生がお手本を見せてくれるので、それを参考にしながら作っていきます。
今回作ったのは、次の4つです。
- ジャムウ(バリニーズドリンク)
- ボディスクラブ(バリニーズポレ)
- ボディオイル
- ボディマスク
それぞれ詳しくご紹介します。
ジャムウ (バリニーズドリンク)
材料は、ウコン、ガランガル(ショウガ科の植物で日本のショウガより辛い)、タマリンド、ナツメヤシの砂糖、水です。

まずは、ウコンとガランガルを刻みます。

ウコンは皮をむくと鮮やかな黄色が現れます。

刻んだウコンとガランガルを水と一緒にミキサーに入れ、ペースト状にします。

次に、ナツメヤシの砂糖を刻みます。

刻んだナツメヤシの砂糖とミキサーでペースト状になったウコンとガランガルを鍋に入れ弱火で10分煮ます。

煮た物を漉して出来上がり!
まるで、コーンスープのような出来上がりで、暖かいまま飲みます。
味はタマリンドの酸っぱさとナツメヤシの砂糖の甘さで、酸っぱくて甘いです。
野菜ジュースのような感じでサラサラと飲めます。
最初はサラッと飲めますが、だんだんと飲み進むの遅くなりました。
漢方みたいな感じなのでしょうか、一気にゴクゴクと飲める感じではない・・・
飲んでるとポカポカとしてきて、体に良いんどろうなと感じました。
※あくまでも個人の感想です。
日本で作る場合は、ガランガルの代わりにショウガ、タマリンドの代わりにレモンを使うことができます。
砂糖は、精製されていない砂糖(ナツメヤシの砂糖、てんさい糖、きび糖、黒砂糖など)が使えます。
クラスで説明された効能は、感染予防、疲労回復、血液浄化、ガン予防、保湿効果、殺菌作用(かゆみを抑える)、消炎作用、スリミング、健康増進などです。
ジャムウドリンクにはたくさんの種類があり、それぞれに異なる効能があります。
その中で共通しているのが、「血のクレンジング=デトックス」という考え方。
デトックス効果に加えて、それぞれの素材による効能があるため、最初は詳しい方に教えてもらうのがよいでしょう。
ボディースクラブ(バリニーズポレ)
続いて作ったのは、ボディスクラブ「バリニーズポレ」です。
材料は、生米、ショウガ、芳香性のガランガル(香りがより強いもの)、ガランガル、ナツメグ、コリアンダー、クローブ。米がスクラブの役割になります。

まず、一掴みほどの生米を5分ほど水に浸します。

その後、材料をひたすらゴリゴリとすりつぶしながら混ぜていきます。

完成したら、その場でマッサージをしてもらいます。(作ったスクラブは1週間ほど保存できます。)
最初に作ったジャムウドリンクを飲みながら、スクラブを体験しました。
市販のスクラブには、プラスチックの粒子を使っているものが多いと聞きます。
細かく、粒の大きさも均一です。
一方、バリニーズポレはお米を使い、自分ですりつぶして作るため、粒の大きさは均一ではありません。
どこまですりつぶすかによって、粒の大きさも変わります。
これまでの経験から市販のスクラブと比べてみると、市販品のほうがシャープな感触で、バリニーズポレはよりマイルドに感じました。
毛穴の汚れが取れるという感覚はありませんでしたが、必要以上に角質を取り除いてしまう心配も少ないように感じました。
自分の好みに合わせて粒の大きさを調整できるのもよいところです。
とてもやさしいスクラブだと感じました。
クラスで説明された効能は、老廃物の除去、神経系機能を刺激して消化を助ける、保温効果、アレルギーによるかゆみを抑える、殺菌作用、不眠症の解消、リラックス効果、感染予防、鎮痛作用などです。
スクラブというと、肌の老廃物を取り除くものというイメージでした。
でも、お米やショウガなど、食べられる素材を使ってスクラブを作ることで、さまざまな効能が期待できるというのは興味深いですね。
こうした体験をすると、オーガニックにこだわりたくなる気持ちも分かります。
ボディマスク
次は、ボディマスクです。
材料は、トウモロコシとアロエベラ。

まず、アロエベラを切り、皮を剥きます。

そして、トウモロコシとアロエベラをブレンドして完成です。
こちらは保存ができないため、作ったらその日のうちに使います。
クラスで説明された効能は、解毒作用、お肌をツルツルにする、肌に活力を与える、というものです。
作り方も簡単で、日本でも手に入りやすい材料なので、自宅で週に一度のお手入れとして取り入れることもできそうです。
先ほど作ったバリニーズポレ(スクラブ)で肌をやさしくこすり、ポロポロと落としたあと、このボディマスクを塗ります。
約10分置いたら、タオルで拭き取ります。
ボディオイル
最後は、ボディオイルです。
材料は、イランイラン、マグノリア、パンダン、ココナッツオイル。
パンダンは「東洋のバニラ」ともいわれる、甘い香りのする植物です。

パンダンを刻み、花びらをほぐします。

鍋に入れ、ココナッツオイルを加えて、弱火で5分ほど煮ます。

5分ほど煮たら、こしてボトルに入れれば完成です。保存期間は6か月~1年ほど。
クラスで説明された効能は、感染予防、媚薬効果、心を落ち着かせてバランスを整える、気持ちを高揚させる、調整効果などです。
最後に、先ほどのボディマスクを落としたあと、このオイルを使って肌に潤いを与えます。
余分なものが取り除かれ、しっかり保湿されたことで、肌がしっとりしたように感じました。
まとめ
いかがでしたか?
現在は「体験をする旅」がブームだそうですが、慌ただしく観光地を巡る旅が苦手な方も、このような体験なら、ゆっくりとリラックスしながら楽しめるのではないでしょうか。
高級エステで癒されるのも素敵ですが、ジャムウのクラスには、また違った癒しがあります。
そして、今回体験したジャムウは、バリ島に行かなくても、自宅で簡単に作れるものがたくさんあります。
人々の生活に密着したものだからこそ、身近な材料を使って作ることができるのも魅力です。
バリ島での旅の思い出としてだけでなく、日々の暮らしの中にも取り入れられる「ジャムウ」。
興味のある方は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
ジャムウなどを使ってボディケアをするときには、slouch&chicのバスローブもおすすめです。
リラックスした時間を過ごしながら、ゆっくりとボディケアを楽しめます。
※本記事は2026年8月26日に内容を最新情報に更新(編集・追記)しました。
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