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春の新生活にバスローブを加えてみませんか。

春は進学や就職、引っ越しなど、新しい生活が始まる季節です。
生活リズムが変わるこの時期は、思っている以上に体も心も疲れやすくなります。
そんな新生活の暮らしを少し快適にしてくれるアイテムのひとつが バスローブ です。
バスローブはホテルやスパで使うイメージが強いかもしれませんが、実は自宅でも実用性の高いアイテムです。
入浴後の体を冷やさず、水分や汗を吸収しながらリラックスした時間を過ごすことができます。
今回は、新生活にバスローブを取り入れるメリットと、バスローブの選び方・素材・お手入れ方法についてご紹介します。
お風呂上がりを快適にするバスローブ
入浴後の体は温まっているため、しばらく汗をかきやすい状態になります。これは 「二次発汗」 と呼ばれ、体温を調整するために自然に起こる現象です。
すぐにパジャマを着てしまうと、この汗によって衣類が湿り、湯冷めや不快感の原因になることがあります。そこで役立つのがバスローブです。
バスローブを羽織ることで
・体についた水分を吸収する
・入浴後の汗を吸収する
・体温をゆるやかに保つ
といった役割を果たします。
汗が落ち着いた後にパジャマへ着替えることで、お風呂上がりの時間をより快適に過ごすことができます。
忙しい新生活でも、ゆったり過ごせるお風呂上がり
新生活では、生活環境や仕事・学校などに慣れるまで忙しくなりがちです。
お風呂上がりも
・スキンケア
・ドライヤー
など、意外とやることが多い時間です。
バスローブを羽織っておけば、体の水分を吸収してくれるため、慌てて体を拭いたり着替えたりする必要がありません。
タオルのように体を拭き続ける必要がないため、入浴後の時間をゆったり使えるのもバスローブの魅力です。
忙しい新生活の中でも、お風呂上がりの時間に少し余裕が生まれます。
お風呂上がりの肌を守るバスローブの役割
入浴後の肌は、水分を多く含んでいるように感じますが、実はとても乾燥しやすい状態です。
入浴によって肌は一時的に水分を蓄えますが、肌表面には本来、水分の蒸発を防ぐ 皮脂膜 が存在しています。しかし入浴や洗浄によって、この皮脂膜は一時的に失われてしまいます。
そのため、何も保護をしない状態では、肌に蓄えられた水分が急速に蒸発し、乾燥しやすくなります。この水分蒸発が始まるまでの時間は 約5分程度 と言われています。
とはいえ、お風呂上がりはまだ 二次発汗(ほてり) が続いている状態です。そのため、すぐに保湿クリームなどを塗っても汗で流れてしまうことがあります。そこで役立つのが バスローブ です。
バスローブを羽織ることで
・体の水分を吸収する
・体温をゆるやかに保つ
・肌の急激な乾燥を防ぐ
といった役割を果たします。
汗が落ち着いた後にスキンケアを行うことで、より効率的に肌の保湿ケアを行うことができます。
バスローブの選び方
バスローブを選ぶ際には、どのような使い方をするのかによって適した素材や生地が変わります。
まずは、自分の使い方に合わせて素材を選ぶことが大切です。
バスタオル代わりとして使用する場合
入浴後、濡れた体のまま羽織り、二次発汗(ほてり)がおさまるまで着る使い方の場合は、吸水性の高い素材を選びましょう。
お風呂上がりは体温が上がっているため、しばらく汗をかきやすい状態になります。この汗や体の水分をしっかり吸収できる素材でないと、衣類の中が蒸れたり、湯冷めの原因になることがあります。
そのため、タオルと同じように水分を吸収できる 綿(コットン)素材のバスローブ が適しています。
特に次のような生地は吸水性に優れています。
・パイル生地(タオル生地)
・コットンワッフル生地
・ガーゼ生地
入浴後に使うバスローブは、タオルの延長として考えると選びやすくなります。
ガウンや防寒着として使用する場合
バスローブを乾いた状態で
・部屋着のガウン
・カーディガン
・ブランケット代わり
として使用する場合は、保温性の高い素材を選ぶことがポイントです。
体を温かく保つことが目的になるため、
・厚手のコットン生地
・ウール混素材
・フリース系素材
などが適しています。
このように、吸水性を重視するか、保温性を重視するかによって、バスローブの選び方が変わります。
バスローブの素材の種類
バスローブの素材は、大きく 天然繊維 と 合成繊維 の2つに分けることができます。それぞれに特徴があり、使用目的によって適した素材が異なります。
| 素材 | 種類 | 特長 | メリット | デメリット |
| 天然繊維 | 綿(コットン)、麻、シルク、ウールなど | 吸水性がよく、肌に優しいのが特徴 | 吸水性が高く、肌触りが良い | 生地が厚いと乾きにくく、水分を含むことで縮むことがある |
| 合成繊維 | ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタンなど | 吸水性だけでなく、速乾性もあるのが特徴 | 速乾性があり、短時間で乾く。比較的安価で販売されている | 生乾きの臭いがつきやすく、耐久性が低い |
バスローブとしては、吸水性と肌触りの良さから天然繊維が多く使用されています。
天然繊維の特徴
・綿(コットン)
吸水性が高く、肌触りがやさしい素材です。
バスローブとして最も一般的に使われています。
・麻(リネン)
通気性と吸湿性に優れ、湿気を逃しやすい素材です。
夏場でも快適に使うことができます。
・シルク
肌に近いタンパク質でできているため、非常になめらかな肌触りです。
静電気が起きにくい素材でもあります。
・ウール
吸湿性が高く温度調整機能に優れています。
冬は暖かく、夏は涼しいという特徴があります。
綿100%のバスローブでも十分な吸水性と保温性がありますが、
・麻を混ぜると 通気性が向上
・シルクを混ぜると 肌触りが向上
・ウールを混ぜると 保温性が向上
といったように、素材を組み合わせることで機能性が高まることがあります。
合成繊維の特徴
合成繊維では ポリエステル素材のマイクロファイバー生地 が多く使用されています。
マイクロファイバーは非常に細い繊維で作られており、
繊維表面の凹凸が水分を吸い上げることで優れた吸水力を発揮します。
また
・軽量で乾きやすい
・なめらかな肌触り
・比較的安価
といったメリットもあります。
一方で長期間使用すると繊維が傷みやすく、耐久性の面では天然繊維に劣る場合もあります。
生地の種類

| 種類 | 特長 |
| パイル | フワフワとした肌触りが好きな方にオススメ |
| ガーゼ | 薄くて軽い物が好きな方にオススメ。薄手の物もあり、夏にも利用できる。 |
| ワッフル | さらっとした着心地が好きな方にオススメ。薄手もあり、夏にも利用できる。 |
パイル地は毛足の長さ、糸の撚り方(糸をねじり合わせること)、加工(「シャーリング」などループを切り落としている事)で触りごごちが違く感じることも・・・。
また、ワッフルは織り柄が小さかったり大きかったりで柔らかさも違うことがありますので、触ってみないとわからないというところが難しいですね。
生地の種類は織り方の違いになりますので、肌触りでお好みを探すのが良いと思います。使っている糸や織り方によっても違いますが、ご自分でお持ちのタオルなどで試してみるのも良いでしょう。
デザイン

バスローブのデザインそう多くはありませんが、衿や袖の違いがあります。
大きく分けると
・ショールカラー(数多く見られる王道バスローブではないでしょうか)
・フード付き(フード付きは髪も拭けるので人気デザインですね)
・衿無し(シンプルなデザイン)
の3点です。
| メリット | デメリット | |
| ショールカラー | 衿があり、首元が温かく冷えない | 夏は暑く感じるかも。洗濯後、干すのに工夫が必要。 |
| フード付き | 髪も拭けて一石二鳥 | 洗濯後、干すのに工夫が必要。 |
| 衿無し | 衿の重なりが少ないので、乾きが早い | 首元に重なりが少ないので、防寒には向かない。 |
そして、

・ラングランスリーブ (カジュアルなイメージ)
・セットイン (上品なイメージ)
の2通りの袖のデザインがあります。
図のように肩の部分の接ぎ線が違うラインになっています。
洋服と違って、バスローブは比較的にゆったりとしたサイズ感なので、デザインによる着心地は、あまり変わりはないと思います。あえて比較するならば、ラグランスリーブの方が腕周りにゆとりがある事が多いです。
※他にも凝ったデザインのバスローブもありますが、今回は多く販売されているデザインを上げてみました。
お手入れ方法 【洗濯】

バスローブのお洗濯方法は基本的にタオルと同じと考えて頂いて大丈夫です。
タオルなどの洗濯では、十分な水量で、ゆったりと洗濯機の中で動くことで、汚れが溶け出ます。すすぎの際には洗剤で溶かしだされた汚れを含んだ水をたっぷりな水ですすぐことが重要です。
・たっぷりの水で洗う
・洗濯物を詰め込みすぎない
以上の2点がポイントになりますが、1点注意事項があります。
バスローブは袖や肩の縫い目がある部分がとても弱いので、大き目の洗濯ネットに入れて洗濯機に入れることを推奨しています。なぜなら、他の洗濯物と絡まったり、引っ掛けたりすると破損の原因になります。特に、洗濯機から取り出す時に他の物と絡まったまま引っ張り出すと裂けてしまうことも・・・。
バスローブ1着のみで洗濯するという事であれば、他の洗濯物に絡まったり、引っ掛けたりという事がありませんので、洗濯ネットに入れなくても問題ないかとは思いますが、他の物と洗濯する時は必ず洗濯ネットを使いましょう。
お手入れ方法 【干し方】

ピンチハンガーを使って干すことをおススメします。
逆さにして、裾からたるみのないように細かく洗濯バサミで留めます。衿は身頃に重なる事がなく、袖もバンザイをするようになるので重なりません。そして、たるみなく洗濯バサミを留めれば型崩れもありません。
ピンチハンガーで蛇腹に干す方と、乾きも早く、重さの負担も分散され生地が傷む事が軽減され、サーキュレーターや扇風機等で風をあてると更に乾くのが早いので、部屋干しや梅雨時もストレスなくお洗濯ができるのでおススメです。
バスローブとガウンは別物?
バスローブとガウンは似ているように見えますが、本来は役割が異なるアイテムです。「バスローブ」という言葉は、英語の robe(ローブ) から派生した言葉とされています。辞典などでは、バスローブは タオル類に近い衣類 として扱われることもあります。
ヨーロッパでは、バスローブは バスタオルの代用品として使われることが多く、入浴後に体の水分を吸収する目的で使用されます。
一方でアメリカ英語の辞書では
robe=bathrobe
と説明されている場合もあり、国や文化によって捉え方が少し異なるようです。
日本では
・バスローブ
・ガウン
・ローブ
が似た衣類として認識されていますが、本来の用途としてはバスローブは入浴後に使用するタオル製品と考えると分かりやすいでしょう。
バスローブの意外な使い方
本来は入浴後に使用するバスローブですが、使い方はそれだけではありません。
最近は ミニマリスト的な暮らし方も注目されており、一つのアイテムをさまざまな用途で活用する人も増えています。
例えば、乾いた状態のバスローブを
・ガウン代わりの室内着
・部屋での防寒着
・ブランケット代わり
として使うこともできます。
また、夏場には タオルケット代わりとして使用することも可能です。
このように、バスローブは入浴後だけでなく、日常生活の中でもさまざまな使い方ができるアイテムです。
詳しくはこちらのコラムをご覧ください⇒ローブとガウンとバスローブの違い、その使い方は?
新生活の入浴豆知識|シャワーと湯船の水量
新生活を始めると、光熱費や水道代など生活費が気になる方も多いのではないでしょうか。
実はシャワーは、一般的に 1分間で約10〜12L程度の水を使用すると言われています。一方、家庭用の浴槽にお湯をためる場合は 約180〜200L程度です。
つまり、シャワーを 15〜17分ほど流し続けると、湯船1杯分と同じくらいの水量になります。
もちろんシャワーの使い方にもよりますが、
・湯船にゆっくり浸かる
・体を温めてから洗う
・最後にシャワーで流す
という入浴方法の方が、体をしっかり温められるだけでなく、水の使い方としても効率的な場合があります。
入浴後は体温が高く、汗をかきやすい状態です。そんなお風呂上がりの時間を快適に過ごすアイテムとして、バスローブを取り入れてみるのもおすすめです。
まとめ
新生活に向けた便利なアイテムのひとつとして、バスローブをご紹介しました。
新生活を迎える時期は、生活環境が変わり、知らず知らずのうちにストレスを感じやすいものです。そんな時こそ、毎日の入浴時間をゆっくり過ごすことが、心と体を整えるきっかけになります。
入浴後は体温が高く、汗をかきやすい状態です。バスローブを羽織ることで水分や汗を吸収しながら、ゆったりとお風呂上がりの時間を過ごすことができます。
入浴は身近で手軽にリラックスできる習慣のひとつです。バスローブという便利なアイテムを取り入れることで、日々の入浴後の時間をより快適に過ごすことができるでしょう。
新生活のスタートに、お気に入りの一枚を見つけてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2026年3月10日に内容を最新情報に更新(編集・追記)しました。




