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バスローブについて
2023.04.25

ローブとガウンとバスローブの違い、その使い方は?

ローブとガウンとバスローブの違い、その使い方は?

ガウン・ローブ・バスローブ、なんとなく似ているような、違うモノのような・・・皆さんはどのような認識でしょうか?なんとなく使っていた方も、購入を考えている方も、使い方を交えて、それぞれの違いについてご紹介いたします。

辞書で調べてみた「ガウン」「ローブ」「バスローブ」の言葉の意味

ガウン「gown」とローブ「robe」は、丈の長い(膝や床に届くような丈)衣服のことを指し、主に下記のような用途に使われます。

〈イブニングガウンのようなフォーマル着として〉

・大学の式典の際の正装

・市長等の職服

・裁判官等の法服

・司教等の聖職服

・伝統服

〈日常着として〉

・室内着

・化粧着

・仕事着

ガウンとローブ、違いは言語

「gown」は英語

中世ラテン語の「gunna」(毛皮の服の意味)に由来し、ゆったりとした外衣として中世ヨーロッパにおいて男女共に着用されました。「dress」ドレスと同義語で、フランス語の「robe」とも重複する概念です。

・「robe」はブランス語

ゲルマン語でroubとは「戦利品、略奪品」の意味で、それがフランク王国時代にラテン語に取り入れられ、衣服の意味へと変化を遂げています。

バスローブは?

辞典で調べるとバスローブはローブ「robe」からの派生語です。どうやら属しているのはタオル類で、バスタオルの代用品としてヨーロッパの人々は考えているようです。

ただ、アメリカ英語の辞書を調べると「robe」=「bathrobe」と出てくるので、国によって捉え方が違うのかもしれませんね。

日本育ちの私達は、単純にバスローブ「bathrobe」は、お風呂「bath」+ローブ「robe」という組み合わせなので、ローブ「robe」の仲間と感じますが、ガウンやローブとは全く別物と考えて良いでしょう。

ガウンとローブは同じ意味を持つ

このようにガウンとローブの言葉の持つ意味は同じような意味合いで使われていました。西洋から入ってきた洋服文化。それぞれの名称は、英語やフランス語などのヨーロッパの言語が変化し、和製外国語となりました。また、ファッション用語となって新しい流行が生まれています。

みなさんもご存知の通り和製英語は英語圏では通じません。また、一言で英語とはいえ、イギリス英語、アメリカ英語と英語圏の国では表現の仕方が違ったり、名称が違ったり、その土地と文化によって変化し、進化しています。

ガウンやローブも時代と共に進化し、バスローブのように派生した言葉があり、使い方も変化してきたのでしょう。

現代のガウン・ローブ・バスローブの使い方

ガウンとローブとバスローブ、それぞれの言葉からもわかるように、ガウンとローブは似ていることがわかりました。では、基本の使い方を二つに分けてご説明します。

ガウンとローブはルームウェア?

現代では、日常着としてのガウン・ローブの明確な使い分けや厳格な決まりはないように思います。(※式典や裁判、伝統服などの特別なガウンは、着用するべき場所と決まりがありますので、除きます) 

厳格にはパジャマの上に羽織るもの、ウールや綿素材から出来たフランネルのような生地で出来た長い丈の羽織りものをガウンと呼んでいました。しかし、ガウンやローブは、曖昧な部分が多いのではないでしょうか。

例えば、長い丈のカーディガンをロングカーディガンと呼びますが、

着丈が長く、前ボタンのないコートやカーディガンを

・ガウンコート

・ガウンカーディガン

・ガウンワンピース

と呼ぶのを聞いたことはありませんか?

いずれも羽織って着る事が出来るガウンとして活用されていますね。外出着になり、ファッションアイテムの一部として自由に名付けられ、人々に浸透し、さまざまな用途で着られているように思います。

外出できる、出来ないは個人の感覚なので、人によって違うと思いますが、みなさんがイメージするガウン姿は、外国の映画やドラマで観るように、庭先の郵便受けまで新聞を取りにいく時にはガウンを羽織っていたり、来客があれば玄関先でガウン姿のまま応対したりだと思います。敷地内ならガウンのまま外にも出るし、訪問者の前にでることもあるのです。

ガウンやローブと名が付く衣服は、ある程度人前にも出て大丈夫!と、いうことではないでしょうか。と、このようにガウンやローブの使い方はいろいろですが、素材にもよりますので、TPO【Time (時間)、 Place (場所)、 Occasion (場合・機会)の頭文字】を踏まえた上でご判断下さいね。

バスローブは、タオル替わりとして

バスローブは、

「濡れた体に直接羽織り、タオル代わりとして使う」

「入浴後のほてりが鎮まるまで着る」

足元や髪は小さなタオルで拭き、脱衣所から部屋へ移動し、火照りをしずめながら、体についた水分の吸水を目的として使います。

バスローブはバスタオルの代わりとして使うことが出来るタオルの代用品なのです。その為、吸水性をもつ素材で作られています。パイル地、タオル地とも言いますが、ループ状に織られている肌触りの柔らかい生地です。ループ状の為に空気を多く含むので、保温性にも優れています。

 

当店が考えるバスローブの使い方。良い物を長く大切に

ガウン・ローブ・バスローブの違いや使い方はなんとなくお分かり頂けたかと思います。

衣類としての分類、言葉の違い、文化やしきたりなどありますが、当店では良い物を長くご愛用頂く為にさまざまなシーンにご着用頂ければと思っております。

日本でも必要最小限の物だけで暮らすライフスタイルが浸透している現代。物を増やさない、大量消費を減らす、代用できるものは代用する事で、環境にも人にも優しく豊かに生きるという概念を持つ人が増えました。使い方の定義は厳格でなくても、1つの物を大切に長く使う、使い方を工夫して使いまわすというのも良いと思います。

そこで、当店ではバスローブの使い方は特に限定していません。

・濡れた体の水分を取る(入浴後、プールなどで)

・寒さをしのぐ、ガウンの代わりにする(ルームウェアとしての羽織りもの)

上記のように、様々なシチュエーションでお使い頂きたく、パイル地の定番ショールカラーなどのバスローブ、少し薄手のローブやポンチョを販売しております。

季節によって使い分け、slouch&chicがおススメするバスローブとローブ

寒い時はもちろん暑い時にも、なぜバスローブをきるのか?バスローブには、バスタオルの代わりとして使うだけでないメリットがあるからです!

・二次発汗(ほてり)が鎮まるまで、バスローブを着れば、汗を吸収してくれます。

入浴後におこる二次発汗はご存知ですか?湯舟に浸かる時間が短い方にはわかりずらいと思いますが、夏の暑い時の入浴後にいつまでも暑いと感じ、さらっとした汗が出たことがあると思います。入浴後10分ほど(個人差がります)バスローブを着たまま過ごすことで、二次発汗が収まり、体が乾いた状態で着替えることができます。※二次発汗による汗でパジャマがしっとりと濡れてしまうと湯冷めの原因になりますので、ご注意下さい。

・保湿の役割をします。

入浴によって肌は一時的に水分を蓄えますが、そこに蓋をする役割を持つ皮脂膜が失われているので、何かで保護をしないとどんどん水分が蒸発して乾いた状態になってしまうのです。その時間は約5分ですが、二次発汗が収まっていないので、クリームなどを塗っても汗で流れてしまいます。そこで、バスローブが蓋の代わりとなってくれるのです。

当店では、商品には「薄手」と「厚手」のバスローブをお作りしております。1年中活躍するバスローブですが、「さむがりさん」も「あつがりさん」にも着て頂けるように素材をかえております。

【厚手】今治産タオル地をメインとしたタオル生地のバスローブ

今治産やすらぎバスローブ

デザインは定番のショールカラータイプで、大きな衿が首元を心地良く包んでくれ、顔まわりをスッキリとみせるので、小顔効果もあります。
両脇には手がすっぽり入るポケット付きです。

やすらぎバスローブの生地は、今治市のタオルメーカー「楠橋紋織株式会社」との共同開発した生地です。柔らかさ、軽さ、毛羽落ちの少なさを追求した生地です。

今治産やみつきバスローブ

ショールカラータイプで、大きな衿が首元を心地良く包んでくれ、顔まわりをスッキリとみせるので、小顔効果もあります。
両脇には手がすっぽり入るポケット付きです。

NEWやみつきバスローブの生地は、触り心地がベロアのような滑らかな感じです。今治市のタオルメーカー「オルネット株式会社」から仕入れています。

今治産やすらぎフードバスローブ

デザインは、フード付きで、濡れた髪をすっぽりと覆ってくれます。ベルトは後ろに縫い付けてある為、ずれ落ちる心配がありません。

やすらぎフードバスローブの生地は、今治市のタオルメーカー「楠橋紋織株式会社」との共同開発した生地です。柔らかさ、軽さ、毛羽落ちの少なさを追求した生地です。

【薄手】今治産、オーガニックなど、薄くて軽い綿100%の生地のローブ

今治産わた音シルキーローブ

わた音はシルクのような光沢と薄くて軽い柔らかな生地です。驚きの395g(Sサイズ)。
通常、タオルは水分を含み重くなりますが、シルキーローブは一般的なバスローブの半分の重さのため、お風呂上りでも軽やかに。

オーガニックコットンかろやかローブ

オーガニックコットンを使用したスラブガーゼにパイルを合わせた素材でローブを作りました。季節を問わず、一年中着用出来るローブです。また、コンパクトにたためるので、旅行にもおススメです!

上記のようにネーミング分けしています。

「さむがりさん」にも「あつがりさん」にも快適にお風呂上りをお過ごし頂けるアイテム、slouch&chicのバスローブ。薄手のバスローブも、タオル替わりになる吸水性を持っています。心配な方はタオルで軽く拭いてから着るのも良いですね。

・季節ごとに厚手と薄手のバスローブを使い分ける方

・年中厚手のバスローブをお使いになる方

・とにかく軽いものが良いから薄手のバスローブを選ぶという方

自分が快適に過ごせる使い方をしましょう。

建物の空調設備で家中が一定の温度を保っている住宅もあるので、そういった環境も踏まえて使い分けて頂くと良いと思います。

まとめ

ガウン・ローブ・バスローブ、それぞれの違い、使い方をご理解いただけたでしょうか。

難しく考えずに、自分なりの使い方でご着用頂ければと思います。

購入に迷いを感じている方に、お手入れ方法や、使い方のコラムもありますのでご参考にして頂ければと思います。

slouch&chicの商品は、天然繊維を使用した生地を仕入れ、山形にある自社工場でお作りしている安心安全な商品です。

商品に関するご質問や気になることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
☎︎03-3624-7938 (平日10:00-18:00) ✉︎ shopmaster@slouch.jp お問い合わせフォーム

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