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マスクによる肌荒れの原因と対策|春のゆらぎ肌を守る方法

毎年1月から4月にかけては、花粉症や季節性の不調対策として、マスクが手放せない時期です。さらに春は、気温や湿度の変化が大きく、肌がゆらぎやすい季節でもあります。
そのような中で、長時間マスクを着用することで、肌荒れやかゆみ、乾燥などの不調を感じている方も多いのではないでしょうか。普段は気にならない刺激でも、春のデリケートな肌には負担となりやすく、違和感やトラブルにつながることがあります。
合わないマスクや慣れない着用環境によって起こる、こうした肌の不調。それらを少しでも和らげるために、本記事では、長時間のマスク着用によって生じるトラブルと、その対策についてご紹介します。
長時間のマスク着用によって起こる不調
風邪や花粉症などの対策として欠かせないマスク。しかし、長時間着用することで、肌荒れや乾燥、においなどが気になることはありませんか?
特に不織布マスクは、肌が敏感な方にとって注意したい素材です。不織布の主な原料は、ポリプロピレンやポリエステル、ポリエチレンといった化学繊維。コットンを使用したものもありますが、多くは化学繊維で作られています。
不織布の特徴は、「繊維を織らずに絡ませて作った布」であること。繊維や糸を織るのではなく、熱的・機械的・化学的な作用によって繊維同士を接着・絡み合わせた、薄いシート状の素材です。
この細かい繊維が肌に触れてこすれることで、刺激となり、赤みやかゆみといった肌トラブルにつながることがあります。
また、長時間同じマスクを着用し続けることで、呼吸による湿気がマスク内にこもりやすくなります。
その結果、マスク内の湿度が高くなり、雑菌が繁殖しやすい環境に。頬やあご周りなど、マスクが触れる部分にニキビや吹き出物ができやすい方は、この「湿気」と「雑菌」の影響が考えられます。
さらに近年では、こうしたマスクによる摩擦や蒸れが原因で起こる肌トラブルは「マスクネ」とも呼ばれ、肌のバリア機能の低下につながることも指摘されています。春のゆらぎやすい肌にとっては、こうした小さな刺激の積み重ねが不調の一因となることもあります。
※マスクネ=マスク(Mask)とアクネ菌(Acne)を組み合わせた造語で、マスクの着用による摩擦や蒸れが原因で生じるニキビや肌荒れのこと。
不織布マスクの肌荒れ対策---ガーゼを挟む工夫
さまざまな工夫がされたマスクが開発・販売されており、肌触りの良いものや蒸れにくいもの、メイクが崩れにくいものなど、種類も豊富になっています。
しかし実際には、その時の状況によっては自由に選べない場面もあり、同じマスクを長時間使用せざるを得ないこともあるのではないでしょうか。また、一度外したマスクはできるだけ再使用しないことが望ましいものの、外出先などでは替えが用意できないこともあります。特に食事の後など、口の中をすぐに整えられないまま再び着用すると、においが気になることもあります。
そこでおすすめしたいのが、不織布マスクの内側にガーゼを挟む方法です。
ガーゼは綿100%で肌触りがやさしく、吸水性にも優れているため、マスク内の蒸れを軽減する効果が期待できます。さらに、こまめにガーゼだけを取り替えることで、におい対策にもなり、より衛生的に使用することができます。
あらかじめガーゼをマスクに合う大きさにカットして、端の処理をしておけば、洗濯して繰り返し使える点も環境に優しく魅力です。ガーゼを活用することで、不織布マスクを1日快適に使いやすくなります。
さらに最近では、マスク内部の湿気をコントロールすることが、肌トラブルの予防につながるとされており、ガーゼのように吸湿性のある素材を取り入れる工夫は、春のゆらぎやすい肌にも適した対策のひとつといえます。
ガーゼの作り方と装着
今回は、2パターン作りました。
ガーゼの大きさは、お使いの不織布のマスクより少し小さめにします。

マスクのプリーツが畳まれた状態で9cm×17cmだった場合に、ガーゼは9cm×12cmで作りました。
大きさはお好みで変更して下さい。

↑は、Wガーゼを2枚使い、中縫いしたものになります。

5mmの縫い代をつけ、1周縫うのですが、一か所ひっくり返すように3~4cm空けておきましょう。
角は丸くなくても大丈夫ですので、縁の始末をしましょう。

ミシンで、三つ折りステッチをしたものです。

手縫いで、三つ折りステッチでも大丈夫です。
★作るときの大きさのポイント!
不織布マスクを装着したときに、顔に当たる部分をしっかりカバーできる大きさにするのがポイントです。
特に、いつもカサつきや肌荒れが気になる部分を覆えるサイズにすると、刺激を軽減しやすくなります。
また、呼吸による蒸れが気になる方は、鼻や口まわりをカバーできる程度の、やや小さめのサイズでも十分効果が期待できます。
さらに、ガーゼを挟むことでマスク内の湿気バランスが整いやすくなり、眼鏡のくもり軽減にもつながるため、曇り止めとしても役立つ場合があります。
実際作ってガーゼを挟み不織布のマスクをしていますが、Wガーゼを2枚縫い繰り返した方が、フカフカとして肌に優しい感じがしました。
手作りアロマスプレー

精油を使ってマスクにスプレーすることで、香りによるリフレッシュ効果が期待できます。
また、抗菌作用のある精油を選ぶことで、気になるにおいを抑える効果も期待できます。
基本の作り方
エタノール 5ml + 精油 5〜10滴 + 水(精製水)45ml を混ぜます。
使用する際は、マスクの外側にスプレーするのがおすすめです。ガーゼを挟む場合は、マスクの内側にスプレーし、スプレーした部分が直接肌に触れないようにガーゼを挟むとよいでしょう。
精油は、お好みでリラックスできる香りを選ぶのが基本ですが、中には注意が必要なものもあります。
例えば、柑橘系のベルガモット・レモン・グレープフルーツなどは光毒性があるため、直接肌に触れないように注意が必要です。紫外線に当たることで、シミなど肌トラブルの原因となることがあります。
精油を使用する際の注意事項
・原液のまま肌につけない
・飲用しない
・目や傷口、粘膜に触れないようにする
・妊娠中の使用は控える
・火気に注意する
また、体調がすぐれない時や持病のある方、乳幼児・幼児への使用については、専門家に相談のうえ、注意事項を守ってご使用ください。小さなお子さまは抵抗力が弱く体重も軽いため、大人より精油の影響を受けやすいとされています。
詳しくは「(公社)日本アロマ環境協会」http://www.aromakankyo.or.jp/basics/safety/ このページを参考にして頂ければと思います。
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エタノールが手に入りにくい場合は
アロマスプレーを作る際には、無水エタノールや消毒用エタノールを使用するのが基本ですが、状況によっては入手しづらい場合もあります。
代用品としてアルコール度数の高いウォッカ(例:スピリタスなど)が紹介されることもありますが、使用する際は注意が必要です。アルコール度数が低いもの(40度前後など)では、精油とうまく混ざらないことがあります。
精油は油性の性質を持つため、水とは混ざらず、アルコールに溶かしてから水と混ぜるのが基本です。
そのため、アロマスプレーを作る際は、精油→アルコール→水の順で混ぜることがポイントになります。
また、精油は必ず希釈して使用しましょう。中には希釈せず使えるものもありますが、使用前に必ず確認することが大切です。
なお、アルコール飲料は本来、消毒用途として推奨されているものではありません。
そのため、消毒効果を目的とするのではなく、香りを楽しむエアーフレッシュナーとして取り入れる程度に留めると安心です。
まとめ
マスクは日常的に使いやすい環境になりましたが、長時間の着用による肌への負担は、今も変わらず気になるポイントです。
そんな中でのひと工夫として、ガーゼのハンカチや薄手の綿タオルなど、身近な素材を取り入れてみるのもひとつの方法です。使い込んでやわらかくなった「さらし」や「日本手ぬぐい」なども、肌あたりがよくおすすめです。
綿素材は、吸水性や通気性に優れているのが特長です。下着にも多く使われているように、肌をやさしく守ってくれる素材であるため、デリケートな時期のケアにも適しています。
これらはあくまで日常の中での工夫のひとつではありますが、こまめな手洗いやうがい、十分な睡眠、バランスのよい食事を心がけることも大切です。
特に春は、気温や環境の変化により体調も肌もゆらぎやすい季節。無理をせず、ご自身のペースで、心地よく過ごせる工夫を取り入れていきましょう。
※本記事は2026年3月30日に内容を最新情報に更新(編集・追記)しました。
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