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「汗を嫌う」のではなく“汗と心地よく付き合う”

「汗を嫌う」のではなく、“汗と心地よく付き合う”湿気を感じる季節になってきました。汗をかく、ベタつく、なんとなく身体がだるい……。梅雨時から夏にかけては、不快指数が一気に上がる季節です。なるべく汗をかきたくない。できるだけ涼しい室内で過ごしたい。そう感じる方も多いかもしれません。ですが実は、「汗をかかないこと」が、身体に負担をかけてしまうこともあります。汗は、私たちの身体を守るために備わった大切な機能。今回は、“汗と体温調節”についてご紹介します。
汗はなぜ必要?体温調節のしくみと“いい汗”の話
暑い日はもちろん梅雨時に汗をかくと、「ベタベタして嫌だな」と感じる方も多いかもしれません。なんとなく、汗をかかない人が羨ましく感じてしまうことも・・・ですが、汗は私たちの身体を守るために欠かせない大切な機能です。
まずは、汗がどのように体温調節に関わっているのか見てみましょう。

人はなぜ汗をかくの?
人の体温は、通常36〜37℃前後に保たれていますが、運動をしたり、気温が高い環境にいると、体内に熱がこもり体温が上昇します。命を危険にさらさないために体温を下げます。その時、身体は、汗をかく→皮膚から熱を逃がす→血流を増やして熱を放散するといった働きによって、体温を下がるのです。
体温を上げすぎないように汗は、蒸発する時に熱を奪う「気化熱」の働きによって、身体を冷やしています。つまり汗は、単なる水分ではなく、身体の“冷却システム”です。
「いい汗」と「悪い汗」ってあるの?
よく「いい汗」「悪い汗」と言われますが、一般的には次のような違いがあります。
| いい汗 | 悪い汗 |
| サラサラして蒸発しやすい | ベタつきやすい |
| ニオイが強くない | 蒸発しにくい |
| 体温調節がスムーズ | ミネラル分が多く含まれることがある |
運動不足や冷房中心の生活が続くと、汗をかく機会が減り、発汗機能が低下することもあります。汗が出ないことで熱中症を引き起こすリスクが高まります。
最近では「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という言葉もよく使われています。
これは、身体が徐々に暑さに慣れていくことを指します。
春は気温があがる夏への、秋は寒くなる冬への、体の 準備期間です。上がり下がりする気温に体をなれさせる為に、春と秋は重要な季節となっています。しかし、近年では温暖化の影響により、徐々に気温が上がり下がりするのではなく、寒暖の差が激しい日が多くなりました。よって、人は気温の変化についていけず、体調の不調を感じている人が多く健康維持に悩まされています。
適度に汗をかく習慣があると、
- 汗をかきやすくなる
- 熱を逃がしやすくなる
- 熱中症リスクを下げやすい
といった変化が起こると言われています。
汗をかけないとどうなる?
汗をうまくかけない状態になると、身体に熱がこもりやすくなります。
特に近年の日本の夏は、高温だけでなく湿度も高いため、汗が蒸発しにくい環境になりがちです。
すると体温調節がうまく働かず、熱中症につながる危険性があります。
また、
- 冷房による寒暖差
- 睡眠不足
- 水分不足
- 運動不足
なども、自律神経や発汗機能に影響すると言われています。
毎日の入浴で「汗をかく力」を整える
汗をかく機能は、急には整いません。
暑熱順化には約2週間ほどの期間が必要と言われています。普段から、運動をして汗をかいている方、サウナや入浴(湯舟に浸かる)等で汗をかいている方は問題ないと思います。
しかし、普段から汗をかく環境になかなかいない方は、自分にあった方法で汗を流すこと、日頃から適度に身体を温める習慣が大切です。
おすすめなのは、
- 湯船にゆっくり浸かる
- 軽い運動をする
- 朝に少し汗をかく
- 冷房で冷やしすぎない
といった、無理のない習慣づくり。
冷房で急激に体を冷やすのはおすすめできません
汗腺が閉じて熱が逃げなくなる
汗が蒸発する気化熱で体温を下げるのが発汗の役割です。冷房で急激に体を冷やしすぎると、自律神経が温度変化への対応に追われ、体温調節のバランスが乱れることがあります。また、屋外との温度差が大きい環境を繰り返すことで、だるさや疲れを感じやすくなることもあります。
「冷え」が逆に汗を促す
急激に冷やされると、体が「寒い」と錯覚して体温を上げようとします。その結果、自律神経が反応してさらに汗をかいてしまいます。
夏バテ・冷房病の原因に
屋外の暑さとの激しい温度差により自律神経が乱れ、体調不良(冷え性やだるさ)を引き起こしやすくなります。
入浴後に急いで身体を冷やしてしまうのではなく、バスローブなどで二次発汗をやさしく吸収しながら、ゆっくり体温を整えるのもおすすめです。
汗は、身体を守る大切な働き
汗は不快なものと思われがちですが、本来は身体を守るために備わった大切な機能です。しっかり汗をかける身体は、体温調節がしやすく、暑さへの対応力にもつながります。ですが、悩みも出ます。いい汗をかくことで、においの心配は軽減されますが、通勤で、汗ジミが恥ずかしいこともありますね。そんなときには、最近は機能性衣類、汗ジミが目ただない、速乾など様々なものがありますので、利用してみましょう。
また、敏感肌の方は、天然素材がおすすめです。
ウールには、◉ 吸湿性・放湿性があります。汗を素早く吸収し、さらに外へ放出。つまり、蒸れにくく、汗冷えを防ぎます。
麻には、◉ 吸水・速乾に優れていて、水分を素早く吸収し、そしてすぐに放出します。汗ばむ季節でも肌に張りつきにくく、さらりとした着心地を保ちます。
汗と上手に付き合うためには、汗をかかないようにするのではなく、汗をかいても快適に過ごせる工夫も大切です。
そのひとつが、衣類選びです。
綿でもメッシュ素材が快適です!

体にも環境にもやさしい、slouchオリジナルのコットンメッシュインナーです。
通気性に優れたメッシュ素材が衣服内のムレを逃し、さらりと快適な着心地を実現。吸湿性のある綿素材で、お肌の乾燥対策にもおすすめです。
薄手で重ね着しやすいVネック仕様ながら、程よい保温性も兼ね備え、一年を通して活躍します。
さらに、毛玉ができにくく乾きやすいため、お手入れも簡単。静電気が起きにくいというお声もいただいています。
まるで着ていることを忘れるような、軽やかなインナーです。
まとめ
汗は、不快なものと思われがちですが、本来は身体を守るために備わった大切な機能です。暑さや湿度が高くなるこれからの季節。無理に汗を避けるのではなく、上手に汗をかきながら、身体を暑さに慣らしていくことも大切です。
入浴や軽い運動など、毎日の小さな習慣を取り入れながら、汗と心地よく付き合っていきたいですね。


