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ワンオペママ必見!バスローブ専門店が正しい使い方・選び方をご紹介します
バスローブはお風呂上りを優雅に過ごす為のアイテムとして認識されている方も多いですが、実際はとても実用的なアイテムなんです。今回の記事では、ママやパパ、子育てをしているみなさまに下記についてご紹介いたします
バスローブ専門店を運営する創業70年の衣料品メーカーが、あなたのお悩み解決のお手伝いをいたします。
バスローブはワンオペに必須の便利アイテム
小さいお子様のいるご家庭では、入浴は一大イベントですよね。お風呂上がりは”時間”と”子供の機嫌”との勝負!お子様の着替えが完了する頃には、自分の体は冷えている。。なんて事も経験ありませんか。そんなワンオペママの味方になってくれるのがバスローブなんです。
ここでは4つのメリットについてご紹介します。
メリット1|濡れた体に直接羽織ることができる
バスローブは濡れた体に直接羽織る事が出来るというのが、一番のメリットです。吸水性が高い素材で作られているため体を拭く手間なく、吸水してくれます。
バスタオルで体を巻きしのぐことも出来ますが、ズレ落ちやすいため、動きが制限されてしまいます。
濡れた髪はえり付きのものであれば、えり足から落ちる水滴を吸収してくれます。ロングヘアの方はフード付きのバスローブであればすっぽりと覆うことができオススメです。
メリット2|保温効果がある
パイル生地(タオル地)はループ部分(画像参照)に空気の層が出来ることで保温します。生地の素材や織り方によって変わりますが、フワフワで柔らかいタオルは、ループが長く、糸の撚り(糸をねじり合わせること)が強くないといった特長が見られます。特に冬は保温性が高い厚手の生地を選ぶと良いでしょう。
メリット3|体を保湿してくれる
バスローブを羽織ることで、肌についた水分の蒸発を防ぐことができます。入浴で得られた肌水分は、入浴後5分程の間に蒸発されるのをご存知でしょうか。本来ならば、入浴後すぐに保湿のケアをしたい所ですが、お子様のケアで5分はあっという間に過ぎてしまいます。ですがバスローブを羽織れば、バスローブがクリームの代わりとなって保湿してくれます。
メリット4|湯冷めを防ぐ
バスローブを着用している間に湯上りのほてりが収まるため、パジャマがしっとりと濡れる事なく、乾いた状態でお休み頂けます。ほてった後に出る水分がパジャマを濡らし体を冷やすこともあるので、特に冬は注意したいですね。
バスローブの使い方
1)どうやって着る?
体が濡れたままバスローブを羽織り、しっかりと前を重ねて、体に密着させるように腰ひもで結ぶことで水分を吸収してくれます。足元だけタオルで拭きましょう。
2)髪の毛はどうする?
フードがついたバスローブであれば頭をすっぽり覆うことができ、水滴が落ちる心配がなく便利です。フードがないタイプであればタオルやターバンを巻いて後ほど乾かすといいですね。
3)バスローブはお風呂上がりだけじゃない!
バスローブが乾いている状態の時には、パジャマの上からガウンやカーディガンの代わりとしてもお使い頂けます。
バスローブはお子様にもオススメ!
入浴後のお子様は、着替えを嫌がって脱衣所から逃げてしまうなど、動きまわることも多いかと思います。そんな時にバスローブが活躍します。足元を拭きさえすれば、多少濡れていても大丈夫ですし、湯冷めすることもありません。フードつきのバスローブを着せてあげれば、髪の毛も覆ってくれますよ。
また、お風呂上がりだけでなく、お子様との水遊び、海やプールの時にも使える便利なアイテムです。
バスローブの洗濯方法
基本的にバスタオルの洗濯方法と同じです。本来ならば、毎回洗濯するのが理想ですが、入浴後のほてりによる発汗は、体を洗った後なので、綺麗です。使用後に通気性の良い場所にかけて乾かせば、洗濯自体は2~3回使用後でOKです。また、一度ついてしまった生乾きの匂いやカビは取りきる事が難しいので注意しましょう。
これが重要!専門店が教えるお手入れポイント
①干し方
バスローブは厚手なものが多く、乾かすのが大変なのでは?と購入を躊躇している方もいらっしゃると思います。ピンチハンガーを使い蛇腹に干せば、早く乾くだけでなく、生地を傷めることなく乾かすことができますよ。
●干す前にパタパタと振る
脱水後のバスローブはパイルが倒れてしまっています。このまま干すとフワフワとした柔らかさが無くなってしまいますので、パタパタと振ってパイルを起こしてから干しましょう。
●風通しの良い日陰に干す
直射日光を浴びると生地が傷み、ゴワゴワになる可能性が有ります。もし、日光にあてて殺菌したいとお考えの方は、短時間日光にあて、途中で日陰に移しましょう。
●外干し
ピンチハンガーで裾を止め、蛇腹に干すと早く乾きます。
●室内干し
ピンチハンガーで蛇腹に干し、サーキュレーターなどで風をあてましょう。
詳しい干し方についてはこちらよりご確認ください。
②長持ちさせるコツ
長く愛用するには、洗濯ネットに入れての洗濯がオススメです。
パイル地(タオル地)の特徴として、他の生地よりもひっぱりに弱く、ほつれやすい点があります。他の衣類とからまるのを防ぐために、洗濯ネットの利用が理想的です。また、使い始めは多少の毛羽が落ちる場合がありますが、ネットに入れることで防げるので安心です。
③柔軟剤の使用について
毎回柔軟剤を入れて洗濯する必要はありません。タオル本来の吸水性が落ちたり、繊維が抜けてしまう場合があるためです。肌触りがゴワゴワしてきたと感じてから使用するのが効果的です。
香りづけをしたい場合は、洗濯後にファブリックミストやランドリーミストを使用するとよいでしょう。
※素材によって、お手入れ方法が違う場合がございますのでご注意下さい。
専門店が教える!バスローブの選び方
バスローブは吸水性があるものを選ぶと良いですが、素材と生地の種類によって異なってきます。
1)素材
①天然繊維
吸水性がよく、肌に優しいのが特徴
天然繊維の種類:
綿(コットン)、麻、シルク、ウールなど
バスローブでは「綿」の物が使用されることが多い
メリット:吸水性が高く、肌触りが良い
デメリット:生地が厚いと乾きにくく、水分を含むことで縮むことがある
②合成繊維
吸水性だけでなく、速乾性もあるのが特徴
合成繊維の種類:
ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタンなど
速乾性を売りにした「マイクロファイバー」のバスローブは「ポリエステル」を使用している
メリット:速乾性があり、短時間で乾く。比較的安価で販売されている
デメリット:生乾きの臭いがつきやすく、耐久性が低い
2)生地の種類
バスローブで使われている代表的な素材は上記の3つです。
生地の厚さや糸にもよりますが、それぞれ特徴についてご紹介します。
①パイル
フワフワとした肌触りが好きな方にオススメ
②ガーゼ
薄くて軽い物が好きな方にオススメ。薄手の物もあり、夏にも利用できる。
③ワッフル
さらっとした着心地が好きな方にオススメ。薄手の物もあり、夏にも利用できる。
同じ素材でも生地の種類が違うと、肌触りがかなり異なります。肌触りは重要かと思いますので、お好みの生地をみつける際は、いつも使用しているタオルを参考にされてみてはいかがでしょうか。
環境に配慮した洗濯方法
突然ですが、衣類の洗濯により細かな繊維が海に流れ出ていることをご存知でしょうか。その繊維の一部が、マイクロプラスチックという海洋ゴミとして問題になっています。
マイクロプラスチック(極小のプラスチック粒子)には、洗濯して流れる繊維のみだけではなく、下記の物も下水から海へ流れ出ています。
- 工業用の研磨剤
- 歯磨き粉、洗顔料のスクラブ
- 化粧品
私たちの生活に身近に存在するこれらのものが下水から海へと流れ出ることで、水中を漂い、海に住む生き物たちが食べ、それを人間が食べ人体に影響を及ぼすと言われています。洗濯が環境汚染を引き起こす原因になっているとは思ってもみませんよね。
マイクロプラスチックが及ぼす環境問題について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください→マイクロプラスチックが環境と人体に及ぼす影響
土に還る「綿100%の洗濯ネット」
そこで当店では、環境に配慮したお洗濯方法として、土にかえる天然繊維で作られた「綿100%の洗濯ネット」の利用をオススメしています。洗濯時には、こまかな繊維が下水から海へ流れ出ているとをご紹介しましたが、合成繊維で作られている衣類はもちろんのこと、洗濯ネットもマイクロプラスチックとなります。
天然繊維(綿、シルク、麻、ウールなど)でできた衣服であれば土に還るので海洋ゴミになることはありません。洗濯ネットもネットに入れる衣類も、天然繊維であれば安心できますね。 この洗濯ネットSDGsの観点でも、エコバック、ゴミの分別、オーガニック製品の購入などと同等にこの洗濯ネットを使用し、海にも未来の子供たちのためにも優しい生活をしてみませんか。
「綿100%の洗濯ネット」はこちらからご購入いただけます
ケアは顔も!水分を取り戻すフェイスマスク
先にもご紹介しましたが、入浴で得られた肌水分は、入浴後5分程の間に蒸発されてしまいます。ママにはこの5分はあっという間ですよね。美肌を保つには保湿が必須!でもどうしたらいいの?と悩むママにオススメなのが、蒸しタオルです。
蒸しタオルを使うことで、蒸発してしまった水分を取り戻すことができます。濡らしたタオルを電子レンジで温め、数分間顔にあてるだけなので忙しいママにもピッタリ。その後、化粧水を使うといつもよりも吸収が良くなりますよ。保湿だけでなく、目の疲労解消や鼻の通りも良くなるので一石二鳥の万能アイテムです。
「今治産 蒸美人フェイスマスク」はこちらからご購入いただけます
まとめ
この記事では、バスローブのメリット、使い方など基礎知識をご紹介しました。
忙しいママは”保湿”も”冷えてしまう体”もしょうがないと諦めてしまいがち。ですがバスローブが一枚あれば、体のケアだけでなくママの心の余裕にも繋がります。お子様とのお風呂が大変だった毎日から、お風呂が楽しくなる毎日にかえてみませんか。
商品に関するご質問や気になることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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