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繊維OEMメーカーのSDGs

人は生きていく上で、ゴミを排出しつつ生活をしています。個人、家族、学校、会社、ごみの問題は人が関わればかかわった分だけ、大きくなっていきます。そして、いつの間にか大きな環境問題となり、人類を脅かしています。断捨離ブームが起こり、ミニマリストと言われる人がいる現在、ごみ処理は誰にでも直面する問題だと思います。

今回は、リサイクル、廃棄処理、アップサイクルなど様々な方法の利用を調べ検討したことをコラムにまとめてみました。

日本のごみ処理の歴史

昔からゴミ処理は疫病との戦いでもありました。人類が集団生活を始めてから「ゴミ」と「し尿」は、場所をきめて捨てていたようですが、人の密度の高い場所ではゴミや汚水があふれていたそうです。日本も決して例外ではなく、ごみを川や空き地に捨てていたようで、このころは主に生ごみが捨てられていたようです。奈良時代から江戸時代のような現代よりも物が少なかった時代にも、ごみ処理の問題は厄介ごとだったのです。

江戸時代には既にリサイクルとして、提灯の張替え屋、灰買い、古着屋、下肥運び(し尿のリサイクル)、古鉄買い、紙屑買い、傘の骨買い、湯屋の木拾い、箍屋たがや(桶の修理さん)がありました。修理・再生・回収の専門業による循環型社会となっており、なんでも修理して、使えるものは使い、一つの物を大切に長く使用していました。

明治時代になると、外国との交易が盛んになった為,伝染病対策が緊急の課題になりました。そして、ごみは焼却する「汚物掃除法」が明治33(1900)年にできました。その後、「廃棄物処理法」が、高度成長期の大量生産・大量消費に伴うごみ量の増大に対処するため, 1970年に制定されました。

1960年から1970年代の高度成長期には、公害問題が大きな問題となっていました。このころから、•生活環境施設整備緊急措置法(1963年) •廃棄物処理法(1970年) •廃棄物処理法改正(1976年)と法が制定され、公害問題と生活環境の保全、バブル期の1980年代になってやっと循環型社会の構築をはじめとする改正、制定されていきます。

事業者ゴミ

これまで、当たり前のように事業者のごみは、ごみシールを貼って家庭ごみと同じ日に出し、収集してもらっていました。ですが、よく調べてみると、弊社がある墨田区HPでは、下記のように表記されています。

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事業系ごみを自ら処理する方法として、2つの方法があります。

  1. 許可業者へ委託する
  2. 自ら清掃工場等へ持ち込む(自己持込み)

なお、有料ごみ処理券を貼付して区の収集に出す方法は、例外的な取扱いです。
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事業者のゴミ処理に関する事を調べてみると、地域によっても違いもありますが、ゴミ処理券が例外として受け付けて貰えており、本来ならば自己責任で処理をしなければなりません。自己処理とは、自分で清掃工場などへ持ち込む、または許可業者へ委託することになります。

弊社が利用したごみ処理方法

1991年バブル経済崩壊と共に、繊維産業の製造は減退していきます。ブランド力を維持させる為に、売れ残った衣服を廃棄処分していた時代が終わり、2000年代にはファストファッションが流行し、洋服を買うという意味が変化した時代になります。流行りの服を安く大量に購入し、そのシーズン着て捨てるという時代になります。服はもちろん、使い捨ての雑貨や日用品など、物が増えるにつれ、ごみはどんどん増えていきます。大量生産、大量消費です。

そんな頃の、余剰在庫や附属の在庫を抱えていたので、どのようなごみ処理が出来るかを調べました。

壊れたミシンは、廃棄業者にお願いて買い取って頂きました。腕ミシンだったので、キレイにしてインテリアとして使われる可能性や、修理して海外で販売されたりと、使える部品を取り除いて部品を輸出したりと、いろいろな活用方法があると教えて頂きました。壊れたミシンでも全くのごみになるわけではないと聞き少しホッとしました。

他、繊維ゴミは、焼却場に運び、仕分けした紙や段ボール、余剰在庫の商品は(古着として)はリサイクル業者にお願いしました。

そして、生地や附属の在庫は武蔵野美術大学のクリエイティブイノベーション学科の生徒さん達との交流により、今後の課題に活用して下さると、生地や附属を持って帰って下さいました。この取り組みは、アップサイクルにて活動しておられる方の紹介で、学生さん達に「一零細企業の繊維メーカーとは」というインタビューを弊社代表の大石が受け、学生の方に今後の繊維メーカーの在り方などをご説明させて頂きました。

まとめ

この繊維業を含めたアパレル産業は、いつの間にか安ければ安い程売れるという、環境にも働く人にも負のイメージしかない連鎖が出来ていました。それも終焉を迎え、ファストファッションを代表する大手企業は、服の回収をしリサイクルをし、CO2に配慮した商品を作りをしたりとSDGsを踏まえた活動を行っています。

一零細企業で働く者として、今回のごみ処理は問題は、個々の意識が変われば、ごみを出すことは減るのだと実感しました。必要なものを必要な分だけ買い、使い切ると意識をすれば、ごみはとても少なくなります。

これらの経験を環境に優しいモノづくりへの発想に結び付けて、地球にも人に優しい商品開発を更に意識していきたいと思います。

 

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