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入浴について
2017.07.07

入浴時に「疲労」感じたことはありませんか?

入浴時に「疲労」感じたことはありませんか?

体力が弱っている時に入浴をして疲れ切ってしまったり、なんとなく体がだるいと感じたりしたことはありませんか?元気な時には気にならないかと思いますが、実は湯に浸かるのはとても体力を使います。そこで、入浴の際の注意事項と共に、知人の体験から気が付いたバスローブの使い方をご紹介し致します。

入浴時の体に起こる作用

入浴が大好きな日本人。体が温まる事により、副交感神経が刺激されリラックス効果が得られます。温かい湯に浸かる事によって、浮力作用・温熱作用・静水圧作用が働きます。

・浮力作用は、入浴により、浮力が働き体重が軽くなり、体重を支えている筋肉や関節の緊張がほぐれてリラックスの効果が期待できます。また、水中では運動がしやすくなるので、機能訓練(麻痺のある方等)に利用されています。

・温熱作用は、身体が温まり、血管が拡張され、血行が良くなり新陳代謝が促進される事で疲労回復につながります。

・静水圧作用は、湯船に浸かると水圧が全身にかかります。手足、胸腹部が水圧を受けて圧迫されると末梢のマッサージ効果が得られ、下半身の血液が押し上げられ、静脈還流(心臓に戻る静脈血液)が増加します。筋肉がほぐれ、血液やリンパの流れが良くなります。

これらがもたらす作用は、体調によっては良くない作用にも変わり得るのでご注意頂きたいところです。温熱作用静水圧作用は、体調によっては体の負担になる事があります。湯船に浸かる事で、末梢の血管が拡張すると同時に血液が脳と心臓から抹消血管に急激に移動し、脳と心臓の血流が減少します。同時に湯船につかった腹部~下半身は水圧(静水圧)がかかり、静脈還流が増加し、血圧・心拍数が増加します。健康な人であれば、この変化に上手に体が反応しますが、高齢者や脳血管障害や心血管系疾患がある方には組織の虚血状態をもたらすリスクが高まります。

この様なリスクがあるという事がわかると、入浴はかなり体力を使うという事がわかると思います。高齢者でなくとも、疲れが溜まっている時や、病み上がりの際は気を付けなくてはなりませんね。

体調がすぐれない時にも良いとされる入浴の効果

体調がすぐれない時、風邪や発熱時に、お風呂に入るか入らないかと悩む方も多いと思います。高温の熱がなく、ひどい悪寒や全身の倦怠感がない下痢や嘔吐など症状がひどくない場合ですと、入浴が体に良い効果をもたらす事もあります。

例えば、鼻詰まりや喉の傷みは、お風呂場の湿度により、空気中のウイルスが激減し、鼻粘膜に付着したウイルス洗い流す作用が働きます。また、皮膚を清潔に保ち、細菌に対する抵抗力を高め、血行を良くし、新陳代謝を盛んにしてくれます。お風呂の水が熱を体内から逃がすのを助けますが、これらの効果を得るには、短時間の入浴をおススメします。

体調がすぐれない時に入浴する際の注意点

風邪等で体調を崩し少し体力が戻ってきた時には、さっぱりとしたくて、入浴したくなりますね。そんな時の注意点です。入浴前に必ず、立ち上がって、めまいや立ちくらみがしないか、良くご自分の体と相談して入浴して下さいね。前準備もしておくと良いでしょう。脱衣所や浴室を温度差のないようにしておき、熱いお風呂や長風呂は体力を消耗するので避けましょう。髪を洗うのはなるべく避けた方が良いですが、髪を洗った場合はドライヤーで完全に乾かしましょう。お風呂から出たら清潔なタオルで体の水滴をしっかりと拭き取り、温まった体を冷やさないようにしましょう。水分補給をし、すぐに布団に入って休みましょう。体も気持ちもさっぱりとして、良い睡眠が得られ、体力回復に役立つ事もありますね。

入院時やご高齢の方などにも

手術後や闘病入院中、元気な時には想像もつかない位に体力が落ちてしまします。そんな時にとても便利なのがバスローブです。先生からの入浴許可、待ちに待った瞬間ですよね。しかし、入浴後に思ったよりも体力を消耗してしまいタオルを巻いたまま動けないなんてことも・・・。病院の狭い脱衣所で時間を気にして着替えるのは危険ですし、気が休まりません。そんな時にバスローブがあれば、バスローブを羽織って自分の病室に戻り、ベッドで少し休憩をしてから、ゆっくり着替えが出来ます。

また、ご高齢の方など、入浴後はタオルで体を拭いても火照りが取れないままですと、下着がくっついて着にくいと感じた事はありませんか?思う様に着替えが出来ず、脱衣所で疲れてしまいます。そんな時も、リビングルームや自室で火照りが取れるまでバスローブで過ごし、休憩をしてから、着替えるとスムーズです。特に夏の暑い時期は脱衣所の温度が高く湿気があるので、火照った体を涼しい部屋で鎮めてから、着替えが出来て便利ですね。

まとめ

入浴後は、体が火照っているので、そのままパジャマを着てしますと汗をかいて熱が奪われ、かえって湯冷めします。そこで、火照りが治まるまで、バスローブを羽織って休憩しながら、お肌のケアや髪を洗った方は髪をかわかしたりできます。火照りが治まったらパジャマ等を着て、就寝すると良いでしょう。

このように入浴は体力をかなり消耗します。元気な時には気が付かない事ですが、あると便利なバスローブ。今治産のタオル地を使用したバスローブは吸水性に優れ肌触りの良く、綿100%なので肌の弱い方にも安心で、ご両親や祖父母のプレゼントにも最適です。入院時のお見舞いの品としてはいろいろなマナーがありますので、お気を付け下さいね。

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オーガニックコットンを使用したスラブガーゼにパイルを合わせた素材でローブを作りました。季節を問わず、一年中着用出来るローブです。また、コンパクトにたためるので、旅行にもおススメです!

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