「蒸美人」香るフェイスマスクの使い方　utama spice×蒸美人フェイスマスク

毎日のこの暑さに疲れていませんか？夜は寝苦しく外出も億劫になる暑さですね。とにかく涼しく過ごしたい夏は、冷たい飲み物や食べ物、冷房、扇風機。これでは、身体の芯が冷え切ってしまい体調不良になり、疲れが溜まってしまいます。そんな時は、部分的にでもじんわりと温めることをおススメします。また、湿気の多い日本の夏ですが、冷房によるお肌の乾燥も気になりませんか？目の疲れ、肌のごわつきには、「蒸美人フェイスマスク」のたっぷりな蒸気で温めてほぐすとスッキリ柔らか肌に。じんわりとした温かさにより、目の疲れも吹き飛びます。紫外線や冷房でダメージを受けている夏のお肌に、潤いとリラックスをお届けしたく、天然精油をセットにしたギフトセットの販売を始めました！セットのオイルはバリ島で人気のナチュラルコスメの名店UTAMA　SPICE　100％天然精油を並行輸入いたしました。
精油の香りを楽しみながら、この夏を乗り切りましょう♪

アロマテラピー、精油、エッセンシャルオイルとは？

アロマテラピー、精油、エッセンシャルオイルって？使ったことないから、なんだかわからないという方いらっしゃるかと思います。

アロマテラピーとは、植物が持つ芳香成分を利用した自然療法の事を意味します。お花屋さんの前を通りホッとしたり安らいだりする事はありませんか？香りは人にとっていろいろな作用をもたらす効果のある物です。病は気からという言葉があるように、気持ちが塞いでいると体調も悪くなりがちです。そんな時に自然界にある植物の香りで、リフレッシュしたり、リラックスしたり出来ます。気分転換に利用すれば、身体のちょっとした不調を和らげてくれます。香りの好みが有りますので、ご自分にとって良い香りを選ぶことが重要になります。

精油とエッセンシャルオイルは同じ意味を持つ言葉です。精油(エッセンシャルオイル)は、植物から取れる油で、代謝物、排出物、フェロモン、昆虫の忌避剤などで、葉や花弁、根などの特別な腺に貯蔵されています。それらの油を水蒸気や熱水による蒸留方法で留出します。植物によって、それぞれ香りや成分が違い、植物にも人間と同じように体を守るための免疫力(細菌などに感染されないように、自己治癒のための物質)を蓄えています。殺菌・抗菌作用はそれらの免疫力を抽出したオイルの中に含まれています。

以前のコラムでもご紹介していますのでこちらも合わせてご覧ください。「体と自然に優しい製品」

精油はどのように体内に吸収されるのでしょうか？

香りの成分が体内に取り込まれるルートは3つあります。嗅覚から脳へ、鼻から肺へ、また皮膚塗布によって表皮・真皮・全身に働きかけます。

嗅覚から脳へのルート　　　

鼻腔⇒嗅覚の受容体⇒神経伝達⇒電気信号⇒脳の大脳辺緑系⇒自立神経系・内分泌系・免疫系

鼻から肺へのルート　

鼻⇒肺

皮膚塗布によって表皮・真皮・全身に

塗布した部位・芳香分子の一部が血管に入り、全身を巡って作用

鼻から大脳辺縁系のルート

精油は揮発性の方向物質で、芳香分子は空気中を漂い、鼻孔から鼻腔へと入ります。鼻粘膜上で波状運動をしている嗅毛に付き嗅上皮に取り込まれます。この時点で香りの分子は電気信号に変換され嗅覚神経となり、嗅球を経て大脳に伝わります。香りの刺激は最初に大脳辺縁系を刺激し、ほんの一瞬遅れて大脳真皮質を刺激することが、わかっています。大脳辺縁系は、人間の本能的な行動、食欲・性欲・感情・記憶を司っています。香りの刺激はこの部分に最初に働きかけますので、本能的なレベルへの強い影響力を持っていると考えられます。更に香りの電気信号は大脳辺縁系の周囲にある大脳新皮質や視床下部、脳下垂体にも伝わり、知的判断や自律神経、内分泌系にも影響を及ぼすと推測されています。

鼻から肺へのルート

芳香成分の分子は、呼吸と共に鼻孔から鼻腔、気管支、さらに肺へと入り、肺胞という小さな袋の壁を通って吸収されることも解明されてきました。また、精油は粘膜からも吸収されますので、鼻の粘膜や呼吸器の粘膜から吸収されることも考えられます。

皮膚塗布による表皮から、真皮・皮下組織へのルート

精油は非常に分子が小さく、油に溶けやすい性質を持っています。精油をキャリアオイルや精製水に混ぜて皮脂に付けた場合、精油の分子は表皮を通過し、真皮層にも浸透していきます。

精油による効果

香りの電気信号は大脳辺縁系の周囲にある大脳真皮質や視床下部、脳下垂体にも伝わり、知的判断や自立神経系、内分泌系にも影響を及ぼすと推測されています。精油はそれぞれ含んでいる成分が違う為、リラックスやリフレッシュ、明るく前向きな気分になる等、心のケアをしてくれます。中でもラベンダーは、朝嗅ぐとリフレッシュされ、夜嗅ぐとリラクッスさせてくれるという両面をもつ不思議な精油です。また、精油には殺菌作用や抗菌作用に優れているものが多く、部屋で精油を香らせる事で、風邪の予防にも役立ちます。他にも様々な効能がありますが、しかし、アロマテラピーは病気を治療するものではありませんので、症状を感じる場合には、早めに医師の診察を受けることが大切です。

精油は、開封したら1年を目安に使い切りましょう。

蒸美人フェイスマスクに精油を加えて使ってみました！

今回、このギフトセットを販売を決定する前に、蒸美人フェイスマスクに精油(ティーツリー)をプラスすることでよりリラックス効果が高まるのかを試してみました。蒸美人フェイスマスクの説明書と同様に電子レンジを使って温めたのと、熱めのお湯を使うのと方法を変えてみました。

まず、熱めのお湯に精油を垂らして、良く混ぜて、蒸美人フェイスマスクを浸けて適度に絞りました。お風呂のお湯の42度では、「じんわりと温かい」を感じられませんでしたので、沸騰したお湯と水を1対1にして精油を垂らし良く混ぜ蒸美人フェイスマスクを浸し、冷ましながら絞れる温度になるまで待ち、顔に載せました。

電子レンジを使用した場合は、精油と水をよく混ぜて、よく混ざったところで蒸美人フェイスマスクを浸して適度に絞り、ビニール袋に入れて電子レンジで温めました。電子レンジで温める際にビニール袋に入れたのは、電子レンジに精油の香りが移らないようにと思ったのと、蒸美人フェイスマスクにも食べ物のニオイが移らないようにです。500Wで1分加熱して適温になるまで冷ましました。1分ですと、かなり熱くなっていたので、冷まして温度を確認してから顔にのせました。

結果、普段の水を使用している時よりも香りがフワッと優しく顔全体を包み込むような感覚で、とても心地良かったです。アロマディフューザーを使って部屋全体に香るのとは違ったリラックス感を得られました。また、無意識にゆっくりと深い鼻呼吸をしてました。深い呼吸により香りを体内にも取り込む事も出来、スッキリとしました。

また、お湯と電子レンジどちらも、じんわりと温かく快適でしたが、電子レンジを使用した方が、より長く暖かさが保てていたように感じ、蒸気も多いような気がしました。

私個人の感想にはなりますが、参考にしてみて頂ければと思います。お試し頂くには、それぞれ体質が異なりますので、自己責任でお使い下さい。また、下記注意事項をよくお読み下さい。

※精油は必ず希釈して使う事を厳守して下さい。精油の希釈度合は、「濃度」として把握します。お顔の場合は0.5％が目安です。肌に違和感がある時は、すぐに外して下さい。100％天然精油とはいえ、人それぞれ肌体質が違いますので、最初は薄目にしてお試しください。

※元々、風合いを保つ為に洗濯表示にタンブラー乾燥を禁止させて頂いていますが、オイルのついた蒸美人を乾燥させる時は、タンブラー乾燥は厳禁です。希釈されていても、オイルが付いた物をタンブラー乾燥させると発火の恐れがあります。