温泉や銭湯で、心からリラックスできていますか？

温泉や銭湯、大浴場や露天風呂――お湯にはさまざまな効果があり、日本の文化としても大切にされてきたリラックス空間です。「日本人でよかった！」と感じる瞬間でもありますよね。

一方で、家庭にお風呂があるのが当たり前の現代では、「他人と入浴する場ではリラックスできない」という方も少なくありません。

たとえば、初めて家族以外の人とお風呂に入ったのはいつか覚えていますか？多くの方は、小学生の遠足や宿泊行事、中学生の修学旅行などで経験したのではないでしょうか。思春期は体の成長に個人差が大きく、友達と一緒に入浴することに恥ずかしさを感じながらも、なんとか挑戦したという思い出がある方も多いと思います。

また、病気やケガで体に傷がある場合、「人に見られたくない」という理由で入浴をためらうこともあります。たとえば、乳がん治療に専念し、「治ったら温泉に行こう！」と前向きに頑張っていたのに、実際には大きなハードルを感じてしまう…。周囲は見ていないから大丈夫、と自分に言い聞かせながらも、堂々巡りになってしまい、なかなか思い切れなかったり。せっかく温泉に行っても、心からリラックスできないと悩む方も少なくないのです。

見られる不安をやわらげるために

お風呂や温泉でタオルを手に取る瞬間、自分の体に目を向ける方も多いのではないでしょうか。乳がんの手術後や胸にコンプレックスを抱える方にとって、その時間は時に不安や戸惑いを感じるひとときでもあります。そんな気持ちを少しでもやわらげ、自然に過ごしていただけるようにと考えて、このタオルを作りました。

今治産「わた音」を採用した理由　

生地選び

人前で入浴する場面――たとえば、旅行や温泉など移動の多いシーンでは、速乾性があり、コンパクトで持ち運びしやすいタオルが求められます。

そこで、当店では今治産の「わた音」という生地を採用しました。薄くて軽く、吸水性に優れ、肌ざわりもやさしいのが特長です。パイル地のようなふわふわ感はありませんが、綿100％、アメリカ産の高級ピマコットンを使用しており、しなやかで上質な使い心地をお届けします。

胸元から股下までカバーできるデザイン

“そっと寄り添う存在”になれればと

「わた音」は、とても肌触りがよいので、赤ちゃんはもちろん敏感肌の方にも安心の生地です。また、薄くて軽いので、水分を含んでもパイル生地より重たくなりません。

浴場では、首にかけて移動したり、洗い場で体を洗うときに着けたまま、湯船には浸からないように外しましょう。

入浴後は首にかけて二次発汗をやり過ごしながらお肌のケアをしたり、髪を乾かしたりする際にも役立ちます。

やさしく長く使うためのお手入れ方法

柔らかく肌触りのよいタオル。お手入れ次第で、風合いそのままに長くご愛用頂けます。

・「洗濯ネット」にいれて洗濯機の弱流コースなどで洗う。(引っ掛かりやすい突起物のある衣類と一緒に洗わないで下さい。)

・柔軟剤はタオルの吸水性を損なわない程度に控えめに。(10回に1回で良いと言われています)

・塩素系漂白剤は使わないで下さい。

・洗濯後はすぐに風通しの良い日陰で干して下さい。

ご使用後、すぐ持ち帰る場合には、濡れたまま袋に入れ、帰宅後なるべく早くお洗濯をして下さい。濡れたままで長時間の放置は、カビや匂いの原因になります。一度ついてしまったカビや匂いは消えないので注意しましょう！
洗濯が出来ずとも、乾かす時間がある場合には乾かしてから持ち帰り、なるべく早めに洗濯をしましょう。

また、わた音シルキーローブは優しい風合いが特長の為、やや摩擦に弱く、お使い頂くうちにピリング(毛玉)ができる事があります。ピリングが出来かけたら、早めのカットをお願い致します。

下記画像の説明書をお付けしてお送りしておりますので、一読頂ければと思います。

まとめ

お風呂や温泉は、本来リラックスするための大切な時間。だからこそ、不安や不快感を減らし、自然体で楽しめる工夫が欠かせません。今治産「わた音」を使ったこのバスタイムカバーは、そんな気持ちに寄り添うために作られました。安心して過ごせるひとときを、ぜひ体感してみてください。