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2022.11.29

おくるみと股関節脱臼

おくるみと股関節脱臼

新生児をくるむおくるみ(スワドル、スワドリング)の安全性について、twitterで話題となりました。一部のタイプには股関節脱臼の恐れがあるようです。

包まれる安心感

出産祝いなどでも贈られるおくるみ。いろいろな素材と形で作られ販売されており、用途も様々です。今回は、その中でも体をしっかりと巻くタイプのおくるみついて話題になりました。

新生児を包み巻く事によって、包まれる安心感を得られ、睡眠の質が高まる効果があるそうですね。あかちゃんが良く寝てくれると育てる側もしっかりと睡眠が取れたり、他の事をする時間が持てますので、利用されている方も多いかと思います。

ですが、使い方に注意しないと、「発育性股関節形成不全」になる危険がりあます。

発育性股関節形成不全

「発育性股関節形成不全」は、股関節が生まれつきゆるかったり、臼蓋の形状が不完全で大腿骨頭が臼蓋からはずれた状態になります。

以前は「先天性股関節脱臼」と呼ばれていましたが、生まれてからなる場合も多かったので、「発育性股関節形成不全」となりました。

男の子より女の子の方が股関節が柔らかいため女の子に多く見られ、家族に股関節が悪い人がいたり、逆子や寒い地域・時期に生まれた子どもが発症しやすいと言われています。

まだ、オムツが布だった頃は、オムツをしっかりとつける為に股関節を固定してしまうことによって、股関節脱臼になってしまう乳幼児が多かったそうです。

1970年代に発生率は出生数の2%でしたが、現在はその10分の1程度まで減少しています。

あかちゃんの股関節

生まれたての赤ちゃんの股関節はとても柔らかく、骨も成長段階です。また、臼蓋のくぼみが浅いため、そこにはまる大腿骨頭が外れやすい状態の為、赤ちゃんを自然な姿勢、両膝と股関節を曲げてカエルのようなM字型の格好にしておくことが大切です。脚をまっすぐ揃えたり内股になると股関節が外れやすくなってしまいます。できれば、歩き出すまでの間は、股を開いた状態で脚が自由に動けるようにしておきましょう。

抱っこの時も「コアラ抱っこ」の形が良いそうです。首をしっかりと支え、縦に抱きます。この時、赤ちゃんの脚が常にM字になっているので脚は自由に動かせる抱っこになります。

おくるみを使う場合でも、体を包むよう巻いて、脚は固定せずに自由に動けるように包むのがよいでしょう。

注意して頂きたいのは、おくるみを使う事で股関節が外れやすくなってしまうという事ではなく、「リスクがある」ということです。他の要因がある場合もあるそうです。

生まれてからしばらくの間は、お腹の中にいた時と同じ脚をたたんだM字型の姿勢で、脚が自由に動く状態にしておきましょう。

まとめ

便利な紙おむつが使用できるようになり、股関節脱臼になる確率を抑えることができましたが、今度はおくるみなどで、脚を固定しまうことが原因の一つとなるようになりました。

おくるみなどの使い方によってはリスクがありますが、おくるみを使用してはいけないという事ではありません。便利に使える物は、お子様にも育てる側にも優しい便利グッズとなる事もあります。twitterで騒がれた商品も販売停止となりましたが、使用方法を間違えずに、保護者もお子様もが安心して生活できるよう使い方に注意しましょう。

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