【 Made in Japan 】バスローブとフェイスマスクの専門店

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2021.07.29

slouch&chicの洗濯ネット綿100%

slouch&chicの洗濯ネット綿100%

これまで、マイクロプラスチックについてコラムの題材にしつつ少しずつ学んできましたが、何か実際に出来る事はないかと考えてみました。当店の商品は化学繊維の使用はないのですが、バスローブなどの洗濯の際には洗濯ネットの利用を推奨しています。ですが、市場で販売されている洗濯ネットは、主にポリエステルで作られているものがほとんどです。天然繊維のバスローブを洗濯する時には、天然繊維で作られた洗濯ネットで洗濯をすれば!と思い、綿100%の洗濯ネットを作る事となりました。

綿100%のバスローブには、綿100%の洗濯ネットで!

バスローブを洗濯する際に洗濯ネットを推奨しているのは、バスローブの破損を防ぐ為です。バスローブは、パイル生地を使用しており、生地としての強度は弱い方です。糸や織り方にもよりますが、力が加わると裂けてしまうこともあります。更にバスローブは、袖や襟等をつけて洋服のような形になっていますので、肩や袖の継ぎ目がどうしても弱い部分となります。洗濯機の中で、他の衣類と絡まり力が加わると避けてしまうことも・・・

当店のバスローブはS~XLまでのサイズがありますので、LやXLサイズのバスローブを入れやすい大きさにしました。洗濯ネットを使用する際にはきちんと畳んで入れましょう!と言われていますが、時間がない時には簡単にまとめてネットに入れる事もありますね。畳まずともなんとなくまとめて入れても大丈夫な大きさにしました。

バスローブを長くご愛用頂くには洗濯ネットに入れて頂き、環境にも優しい洗濯ネットをご利用頂くことで環境に配慮できます!

この洗濯ネットは、天然繊維で作られた衣類専用としてお使い頂く洗濯ネットです。化学繊維で出来た衣類にもお使い頂けますが、マイクロプラスチック流出を防ぐ事は出来ません。

化学繊維のお洗濯には

現在、市場で販売されている洗濯ネットは主にポリエステルで作られています。丈夫なメッシュ素材は化学繊維を使用しているものが多く、乾きが早いの特長で、洗濯に向いている素材です。ですが、洗濯の度に、細かな繊維が流れ落ちている可能性があります。

フリースなどの化繊のお洗濯には、ドイツで作られパタゴニアで販売されている「グッピーフレンド・ウォッシングバック」がおススメです。この洗濯ネットは、マイクロプラスチックとなりえる化繊繊維を流す事なく、キャッチしてくれます。化繊で出来ているのですが、とても丈夫で、目が細かいので、洗濯ゴミがこのバックの中に溜まります。衣類の劣化も防いでくれます。

化繊衣類は機能性に優れ、便利なものが多く、今では生活に欠かせない物となっています。環境に悪いから、使わない方が良い!捨てよう!ではなく、上手に使う事もSDGsとなります。マイクロプラスティックを流出させない為には、洗濯の回数をなるべく減らし、洗濯の時にはこの「グッピーフレンド・ウォッシングバック」などのマイクロプラスチックの流出を防げるものを使いましょう!

あなたの身近な海岸でも

少し前に、TVでマイクロプラスチックについてのニュース番組を見ました。高知県大月町柏島の浜辺で、環境学習プログラムが行われており、美しい砂浜で「微小貝」という色鮮やかな貝殻を探すのですが、海水を透明の容器に少しすくうと、沢山のカラフルな微小な物体が浮いています。それらは、目視できる大きさのマイクロプラスチックです。一見、とても綺麗な砂浜にマイクロプラスチックが波打ち際に浮いているとはわからない感じでした。他にも目視出来ないほどナノレベルになってしまったプラスチック破片も沢山あるそうです。すでに世界中の海には、50兆億個以上のマイクロプラスチックの一部が浮遊し、多くは海底に沈んでいるそうです。

近年の研究により、人体への影響もあきらかになってきました。マイクロプラスチックが食物連鎖による化学物質の運び屋となり、人体にも入ってきているかもしれません。すでに、貝、魚、など人が食すものからマイクロプラスティックは発見されています。

まとめ

海洋プラスチックの問題は、波打ち際に打ち上げられるゴミや、漁業で使用していた網などの目に見える物だけの問題ではありません。海に漂っていたプラスチックごみは、紫外線を浴び、粉砕し、マイクロプラスチックとなっていきますが、洗濯が要因にもなりえます。ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン…化学繊維の含まれた衣服を洗濯すると、その都度大量のプラスチック繊維が落ち、小さすぎる為に下水処理施設も素通りし、河を流れ海にたどり着くそうです。いつも洗濯をするときには、洗濯物の汚れがちゃんと落ちているか、色落ち・色移りするか、傷み、伸び縮みなど、衣類の事を気にかけていました。ですが、天然繊維や化学繊維など、多種多様な衣類を持つようになった現代では、洗濯後の流れていく汚水の行方、その中に何が流れていくのかも考えなければなりません。

これからは、身に着けケアするもの、環境にも人にも優しい洗濯をしてみませんか。

商品に関するご質問や気になることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
☎︎03-3624-7938 (平日10:00-18:00) ✉︎ shopmaster@slouch.jp

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