本当に喜ばれる出産祝いの選び方

赤ちゃんの誕生を喜び、出産の大役を終えたお母さんをねぎらう出産祝い。
出産を経験された方であれば何をもらえば嬉しいか想像しやすいかもしれませんが、いざ贈るとなると迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。せっかくなら、他にはない、本当に喜んでもらえるものを贈りたいものですね。そこで、出産祝いの作法と喜ばれるギフト選びのポイントをご紹介します。

いつ贈る？

出産祝いは、出産のお知らせをもらってから、赤ちゃんとお母さんの退院以降1か月頃までを目安に贈ります。もし時期が過ぎてしまっても、お祝い事なので大丈夫。半年を過ぎてしまったような場合は、のしの表書きを「御祝」などとしましょう。出産を控えた妊婦さんを友達が祝うベビーシャワーが人気のようですが、日本では無事に赤ちゃんが生まれてからお祝いすることが一般的ですので、気を付けましょう。

気になる予算

お祝いの値段は、贈る相手との関係や地域により異なります。相場は、知人・友人や会社関係の人であれば3,000～10,000円くらい、親しい友人なら10,000円くらい、親族であれば1～3万円ほどです。これらはあくまでも目安で、決まりはありません。あまりに高価すぎるものをプレゼントすると相手がかえって困ってしまうので、その点を考慮して選ぶようにしましょう。

のし

ギフトには、のしの付いた掛け紙をかけ、表書きには、「御出産御祝」「祝 御出産」「御安産御祝」などと書きましょう。水引は紅白5本蝶結びを選びます。蝶結びは何度もほどいて結ぶことができるので、何度繰り返しても良いことに贈るときに使います。お店では、出産祝いと伝えればそのように包んでくれるでしょう。インターネットなどで注文すると、ラッピングなどと共にのしの種類を選べるところがほとんどですので、出産祝いにふさわしいものを選ぶようにしましょう。

どうやって渡す？

出産直後はあわただしい生活が続いているもの。贈り物は相手の在宅時に届くように郵便や宅配便で送るのが賢明です。直接届ける場合は、長居せず早めに切り上げるようにしましょう。先方の負担にならないことが大切です。

プレゼントの選び方

いよいよプレゼント選びです。もらって嬉しかったギフトとして常に人気が高いのが、ベビー服、食器、おむつケーキ、おもちゃ、そしておくるみです。中でも、たくさんの頂き物をする中で、いくつあっても困らない、長く使える丈夫なものがより喜ばれる傾向があります。自然素材や口に入れても安心・安全ということも大切なポイントです。ベビー服は、長く着られる80cmくらいのサイズを選びましょう。一番大切なのは、相手に喜んでもらうこと。本当に必要なものを贈るため、先方の希望を聞いてみるのも良いですね。好みが分からない場合は、シンプルでとにかく品質が良いもの、というのもプレゼント選びのヒントです。

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