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お手入れ
2016.12.21

洗濯表記を見て洗濯していますか?

洗濯表記を見て洗濯していますか?

春は新生活が始まる季節。一人暮らしをきっかけに、自分で洗濯をするようになる方も多いのではないでしょうか。服が縮んでしまったり、色移りしてしまったり、乾燥機で型崩れしてしまったという経験はありませんか。こうした失敗の多くは、洗濯表示(洗濯タグ)を確認していないことが原因です。衣類のタグには、素材に合った正しいお手入れ方法が記されています。
今回は、新生活を始める方に向けて、洗濯表示の基本と正しい洗濯のポイントをご紹介します。

洗濯表示とは?

ふと、「どれだけの人が洗濯表示を確認して洗濯しているのだろう」と疑問に思ったことがあります。
なぜなら、私自身もこれまで洗濯表示をしっかり確認していたわけではなく、「なんとなく」で洗濯していたからです。
見ていたのは、「家庭で洗濯できるか」「クリーニングのみなのか」という2つの表示くらい。
それ以外は、色物や柄物を分けたり、デリケートな生地はネットに入れたり、汚れがひどいものは下洗いをしたりと、ほとんど自己判断で洗っていました。

洗濯表示とは、衣類についているタグに記載された正しいお手入れ方法を示すマークのことです。洗濯表示には主に次の内容が示されています。

・家庭での洗濯方法
・漂白の可否
・乾燥方法
・アイロンの温度
・クリーニングの方法

これらの表示を確認することで、衣類を傷めない最も適した洗濯方法がわかります。

新しい洗濯表示は世界共通

現在の洗濯表示は、2016年に変更された国際規格(ISO)に合わせた表示になっています。

以前は日本独自の表示でしたが、海外ブランドや輸入衣類が増えたことから世界共通の記号へと変更されました。そのため、現在は文字ではなくマーク(記号)で表示されることが特徴です。

最初は少し分かりにくいかもしれませんが、基本の意味を覚えておくだけで洗濯がぐっと楽になります。

洗濯表示の基本はこの5つ

洗濯表示は、大きく分けると次の5種類です。

image1

洗濯表記は「基本記号」「付加記号」「数字」の3つの組み合わせです。

image2

① 洗濯(桶マーク)

家庭用洗濯機で洗えるか、
また洗濯できる水温の上限が表示されています。


30・40などの数字 → 洗える水温

② 漂白(三角マーク)

塩素系・酸素系漂白剤が使用できるかを示します。

三角に×が付いている場合は
漂白剤は使用できません。

③ 乾燥(四角マーク)

自然乾燥や乾燥機の使用可否を示しています。

特に注意したいのが
タンブル乾燥(乾燥機)の表示です。

乾燥機不可の衣類を乾燥機に入れると
縮みや型崩れの原因になります。

④ アイロン(アイロンマーク)

アイロンをかけてよい温度を示します。

点の数が温度の目安です。

・点1 → 低温
・点2 → 中温
・点3 → 高温

⑤ クリーニング(丸マーク)

ドライクリーニングなど
専門クリーニングの可否を示しています。

洗濯表記の新旧対比表

まだ、新洗濯表示に対応されていないマニュアルも多いと思いますので、この「新旧対比表」を参考にしてみて下さい。

消費者庁HP 新洗濯表示

政府インターネットHP 新洗濯表示の説明動画

新生活でよくある洗濯の失敗

洗濯表示を確認しないと、次のようなトラブルが起こりやすくなります。

・服が縮む
・色移りする
・生地が傷む
・型崩れする

特に新しい服やお気に入りの服は、洗濯前にタグを確認する習慣をつけておくと安心です。

正しい洗濯のための3つの基本

新生活を始めたばかりの方は、まずこの3つを意識するだけで洗濯が上手になります。

① 洗濯表示を確認する

洗濯前に必ずタグをチェック。

② 色物と白物を分ける

色移りを防ぐため。

③ 乾燥方法に注意する

乾燥機不可の衣類は自然乾燥に。この3つだけでも、衣類を長くきれいに使うことができます。

洗濯機のマニュアルから洗濯表示を考える

洗濯表示について調べていくうちに、「実際の洗濯機ではどのように設定すればいいのだろう?」という疑問が出てきました。そこで今回は、メーカーのマニュアルを参考に、洗濯表示を見ながら洗濯機の設定をどのようにすればよいのかを調べてみました。

家庭用洗濯機の売れ筋上位でもある日立とパナソニックの情報を確認してみました。パナソニックは公式サイトの「よくあるご質問」に掲載されていますので、参考にしてみてください。

これだけは覚えておきたい!洗濯表示の意味と洗濯のコツ        2024.3.28更新

一方、日立は該当ページが見つからなかったため、メーカーへ問い合わせを行い、回答をいただきました。
その内容を、洗濯表示と洗濯機の操作方法として整理すると次のようになります。

旧記号表記旧記号表記の内容新記号表記洗濯機の操作方法
laundry_sign_z01液温は95℃を限度とし洗濯機による洗濯ができるlaundry_sign_n01弊社の洗濯機は,50℃以上のお湯はお使いいただけません。50℃以下で、「標準」コース等で洗濯運転する。
laundry_sign_z02 液温は60℃を限度とし 洗濯機による洗濯ができるlaundry_sign_n02 弊社の洗濯機は,50℃以上のお湯はお使いいただけません。50℃以下で、「標準」コース等で洗濯運転する。
laundry_sign_z03 液温は40℃を限度とし 洗濯機による洗濯ができるlaundry_sign_n03 40℃以下で、「標準」コース等で洗濯運転する。
laundry_sign_z04 液温は40℃を限度とし 洗濯機の弱水流又は弱い手洗いがよいlaundry_sign_n04 「デリケート」コースで運転する(衣類を傷めないよう、給水後、弱水流かくはんいたします。)
laundry_sign_z05 液温は30℃を限度とし 洗濯機の弱水流又は弱い手洗いがよいlaundry_sign_n05 「デリケート」コースで運転する(衣類を傷めないよう、給水後、弱水流かくはんいたします。)
laundry_sign_z06 液温は30℃を限度とし 弱い手洗いがよい(手洗い)laundry_sign_n06 「デリケート」コースまたは「ドライ」コースで運転する(「ドライ」コースは、洗濯槽を回転させて起こす優しい水流で洗います。)
laundry_sign_z07 ドライクリーニングができるlaundry_sign_n07 「ドライ」コースで運転する
laundry_sign_z08 手絞りの場合は弱く 遠心脱水の場合は短時間で絞るのがよい付記用語にて 脱水分数を1分に手動設定して運転する
付記用語にて ネット使用、中性洗剤使用 付記用語にて 洗濯ネット、中性洗剤を使用して運転する

※なお、一部の洗濯機では「デリケート」コースがない機種もあり、その場合は「ドライ」コースでの運転が推奨されています。

このように、洗濯表示を確認すると、洗濯機のコース選びの目安が分かります。
普段は「標準コース」で洗うことが多いかもしれませんが、衣類によってはデリケートコースやドライコースを使うことで、生地への負担を抑えることができます。

タオルやバスローブを洗うときのポイント

タオルやバスローブのようなパイル生地の場合、基本的には家庭の洗濯機で洗えるものが多く、標準コースで洗濯が可能です。

ただし、長く気持ちよく使うためにはいくつかのポイントがあります。

・洗濯ネットを使用する
・中性洗剤または通常の洗濯洗剤で洗う
・柔軟剤は使いすぎない
・乾燥は風通しの良い場所で行う

こうしたポイントを守ることで、タオル本来の吸水性や肌触りを保つことができます。

当店のバスローブも、基本的には家庭の洗濯機でお手入れが可能です。洗濯ネットを使用し、標準コースまたはデリケートコースで洗うことで、生地への負担を抑えながら長くお使いいただけます。

詳しくは▶お手入れについてをご覧ください。

バスローブは毎日使うものだからこそ、洗いやすさや乾きやすさも大切なポイントです。肌触りの良さと扱いやすさにこだわった当店のバスローブについては、こちらのページでもご紹介しています。

今治産バスローブはこちら
日常的に使うものだからこそ、洗濯表示を確認しながら適切なお手入れを行うことで、心地よい使い心地を長く保つことができます。

最後に

洗濯は毎日の家事ですが、少しの知識で衣類の持ちが大きく変わります。

新生活を始めるこの機会に、ぜひ一度、衣類のタグに付いている洗濯表示を確認してみてください。

きっと、「洗濯って意外と奥が深い」と感じるはずです。

お気に入りの服を長く大切に使うためにも、正しい洗濯習慣を身につけていきましょう。

※本記事は2026年3月12日に内容を最新情報に更新(編集・追記)しました。

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